転職活動を効率的に行いたい方の中には、「転職エージェントを使うと本当に内定率が上がるの?」と不安に思う方もいるでしょう。
本記事ではそんな求職者の方に向けて、転職エージェントの気になる選考通過率を徹底解説します。
また各タイプ別に合わせたおすすめの転職エージェントも紹介。
「転職活動において転職エージェントは使うべきなのか?」ぜひ参考にしてください。
リクルートエージェント | doda | パソナキャリア |
---|---|---|
面談をもとに数ある求人の中から希望に合う求人を選び提案してくれる | 未経験OKの求人が多いため、スキルに自信がなくても教育前提の求人にチャレンジできる | 書類添削や面接対策の質の高さに定評がある |
【当記事の執筆・運営者】
当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。
株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可】【労働者派遣事業許可】取得企業です。
転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。
【この記事の監修者】
株式会社hitocolor
代表取締役社長 鈴木けんすけ
2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。
「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。
1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。
【会社HP】
株式会社hitocolor
転職エージェント経由の内定率・決定率
まずは転職エージェント経由で転職活動を行なった際の内定率について解説します。
転職エージェントを利用する際の指標としても役立つので、転職活動を本格化させる前に一通り押さえておきましょう。
リクルートエージェントの内定率
(出典:リクルートエージェント公式HP)
大手転職エージェントの1つであるリクルートエージェントの内定率は、約4.15%です。
正式な内定率のデータはありませんが、リクルートエージェントが発表している「転職決定者数」「登録者数」で計算するとこのようになります。
52,000(転職決定者数)÷1,252,000(登録者数)×100=約4.15
およそ24回の応募で1回内定獲得ができるイメージです。(100÷4.15=約24)
しかし登録者数の中には登録したまま放置してる方も多くいるので、実際の内定率はもう少し上である可能性が高いです。
マイナビエージェントの内定率
大手転職エージェントのマイナビエージェントの内定率は、4〜5%程度と予測できます。
マイナビエージェント経由で内定を得た方たちのデータ、「書類選考通過率約30%」「一次面接通過率約30%」「最終面接通過率約50%」から計算しました。
30%(書類選考通過率)×30%(一次面接通過率)×50%(最終面接通過率)=4.5%
およそ25回の応募で1回内定獲得ができるイメージです。(100÷4.5=22.2)
転職エージェント経由の書類選考通過率
(出典:マイナビ転職公式HP)
転職エージェントを経由した際の書類選考通過率は、転職エージェントや求職者のスキルによっても異なりますが約30%です。
マイナビエージェントでも、100人の求職者のうち約30人が書類選考を通過しているというデータを公表しています。
ただし、転職エージェントの求人は登録者に広く共有されるため、1つの求人に応募が集中すると書類選考を通過する確率はそれだけ低くなります。
とはいえ転職前に企業の内部事情を知れてミスマッチを減らせたり、優良求人に出会える可能性が高いという大きなメリットも保有しています。
転職エージェント経由の面接通過率
転職エージェント経由の面接通過率は、一時面接が約30%・最終面接がさらにその約30%となっています。
こちらも転職エージェントや求職者のスキルによって異なりますが、結果的に最終面接まで通過できる人は100人の求職者のうち9人といった割合です。
若干少ないように見えますが、求職者の応募社数を増やせば面接通過率を上げられるのはたしか。
転職エージェントは豊富な求人を保有しているため、その選択肢も多いでしょう。
また面接前の質問想定シートの作成・本番を意識した模擬面接といった手厚い転職支援のほか、面接後のフィードバックも実施してくれます。
自分の強みやアピール方法に自信を持てるため、面接を重ねることで面接通過率を上げられるでしょう。
自力で転職活動した場合の内定率
自力で転職活動を行なった場合の内定率について具体的なデータはありませんが、転職エージェントと同じほどの内定率となると予測できます。
また応募者の募集が1社に集中しづらいこともあり、書類選考通過率は約30〜50%くらいと転職エージェントと比べて少し高いと言えます。
転職サイトは利用率が高く人員を集めやすいため、急募を募っている企業など場合によっては転職エージェントより内定率が高くなることも。
とはいえ転職エージェントには以下のメリットがあるので、転職サイトと転職エージェントを併用するのをおすすめします。
- 非公開求人や独占求人といった優良求人を保有している
- 担当アドバイザーから企業や業界の内部情報を入手することができる
- 提出する履歴書・職務経歴書の添削サポートが受けられる
- 面接で好感を得るための受け答えをアドバイスしてもらえる
- 自分の強みや市場価値を客観的に判断してもらえる
転職エージェント利用で選考が不利になるパターン
以下では、転職エージェントを利用することで不利になってしまうことを紹介します。
転職エージェントにはメリットが多数存在しますが、デメリットも存在します。
より効率的に転職活動をするためにも、あらかじめデメリットを把握しておきましょう。
ベンチャー企業への転職はしにくい
ベンチャー企業・スタートアップ企業は自社の資金力が弱いため、採用コストのかかる転職エージェント経由の応募者は採用されにくい傾向にあります。
企業が転職エージェントを通して人材を採用する場合は、成功報酬と呼ばれる仲介手数料を支払わなければなりません。
資金源が強くない企業は採用コストを抑えるためにも、転職サイトやハローワークからの求職者を優先することも。
しかし優秀な人材を確保したいベンチャー企業であれば、転職エージェント経由からも人材を確保しています。
自分の強みをうまくアピールできれば、ベンチャー企業への挑戦も可能でしょう。
ライバルの能力の水準が高い
転職エージェントの社内選考のふるいにかけられて勝ち残った求職者が企業に応募できるため、ライバルの能力水準が必然的に高いです。
自分で応募する際に設けられているハードルは、企業が提示している条件のみ。
転職エージェントでは上記に加えて、担当アドバイザーが行う社内選考もクリアする必要があるため、勝ち残ったライバルの水準が高くなります。
粒揃いの求職者の中で結果を出すには、より綿密な選考対策が必要でしょう。
直接応募で選考が不利になる点
以下では、直接応募で選考が不利になってしまう点について解説します。
自力での応募するべきか、デメリットを参考に判断することをおすすめします。
大手企業への直接応募は向かない
自力での転職活動の場合は、以下の理由により大手企業への転職に不向きである可能性が高いです。
- 大手企業の中にはそもそも直接応募を受け付けていない企業が多い
- 一定以上の能力が保証されている転職エージェント経由の応募者の採用率が高い
- 選考にかける時間を少しでも省きたいと考える企業が多い
資金的にも余裕がある大手企業は、コストをかけてでも優れた人材を雇いたいという思いがあります。
応募者の能力水準がバラバラな転職サイト経由の応募者よりも、一定上の能力が保証されている求職者を採用する傾向が高いです。
選考突破率が転職エージェントと比較して下がる
直接応募の場合は、転職エージェントと比較して選考突破率が下がるというデメリットが存在します。
自力での転職活動の場合は自分1人で選考対策を行うため、どうしても偏ったものになりがち。
第三者目線の対策ができていないと、どうしても面接官に響くアピールはできません。
内定率を上げるには自分の市場価値を的確に認識し、アピールすべき強みやスキルを知ることが大切です。
転職エージェントを利用して第三者からの客観的な選考対策を行うことで、面接官に響くアピールができるでしょう。
内定率を高めるために転職エージェントを使うべき人
内定率を上げるために、転職エージェントを使うべき求職者の特徴は以下のとおりです。
- 自力での自己分析や情報収集に自信がない人
- 転職活動に慣れていない人・初めての人
- 大手企業への転職を希望している人
- キャリアチェンジを検討している人
- 選考突破のアドバイスをもらいたい人
- 魅力的な求人情報に出会いたい人
また、転職エージェントは以下のような求人も保有するため、なるべく理想の求人に出会いたいと考える人にもおすすめです。
- 非公開求人:企業から内々に出される求人。人気企業求人や高待遇求人など優良案件が多い。限られた人材にしか紹介されないため倍率が低く選考に通過しやすい。
- 独占求人:特定の転職エージェントにのみ依頼されている求人。
反対にベンチャー企業・スタートアップ企業を狙っている方、自分のペースで転職活動を行いたい方には不向きである可能性が高いため要注意です。
内定率が高いおすすめ転職エージェント
ここからは内定率の高いおすすめの転職エージェントを紹介します。
※転職エージェント名タップで詳細ページへスクロールします。
転職エージェント | おすすめな人 |
リクルートエージェント | 全般 |
doda | 全般 |
パソナキャリア | 全般 |
就職shop | 第二新卒・20代の若手層 |
第二新卒エージェントneo | 第二新卒・20代の若手層 |
ビズリーチ | ハイクラス層 |
JACリクルートメント | ハイクラス層 |
転職エージェントごとに利用すべきターゲット層やサービスの強みが大きく異なります。
自分のキャリアプランと照らし合わせながら、ニーズにマッチする転職エージェントを選びましょう。
リクルートエージェント:求職者全般におすすめ
(出典:リクルートエージェント公式HP)
「リクルートエージェント」は、業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。
全職種の求人を網羅しているため、「キャリアチェンジを考えている人」「ステップアップを目指した転職がした人」どちらにもおすすめ。
転職業界最大手といったブランド力を活かして、非公開求人や独占求人が豊富なのも魅力の一つです。
対面面談は全国各地で行っているので、地方の方でも顔を見て転職相談することができます。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社リクルート |
面談方法 |
|
https://www.r-agent.com/
doda:求職者全般におすすめ
(出典:doda公式HP)
「doda」は、エージェントサービス・スカウトサービスを使い分けることのできる転職エージェントです。
スカウト機能では興味を持ってくれた企業から直接オファーをもらえるため、エージェントサービスを受けつつ効率的に内定獲得が目指せます。
また以2人の担当者から転職支援を受けられるため、より客観的なアドバイスをもらって選考突破率を上げることが可能です。
- キャリアアドバイザー:求職者担当。自己分析や選考対策をサポートしてくれる。
- 採用プロジェクト担当:企業担当。企業ごとの特色や採用活動の方向性をリサーチして共有してくれる。
求人数 |
|
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
面談方法 |
|
https://doda.jp/
パソナキャリア:求職者全般におすすめ
(出典:パソナキャリア公式HP)
「パソナキャリア」は、転職サポートの充実度の高さが評判の人気転職エージェントです。
求職者の希望キャリアに合わせて業界専任のアドバイザーが担当してくれるので、業界の最新情報や転職市場について詳細に教えてもらうことができます。
累計利用者46万人以上の膨大な実績データから、企業ごとの特徴や選考通過事例を徹底的に分析。
分析結果を活かした支援が受けられるため、選考対策もより完璧に仕上げやすいでしょう。
面接後のフィードバックも受けられるため、選考を重ねるごとに内定率を上げることも可能です。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社パソナ |
面談方法 |
|
https://www.pasonacareer.jp/
就職shop:第二新卒・20代若手層におすすめ
(出典:就職shop公式HP)
「就職shop」は第二新卒や20代の若手層の正社員転職に強みがある転職エージェントです。
累計利用者数は10万人を超えており、そのうちの約9割以上が20代の求職者となっています。
書類選考が省略されているので、社会人経験の浅い方・スキルに自信がない方でも安心して面接まで進むことが可能です。
(※一部例外求人もあり)
また掲載企業はアドバイザーたちが実際に訪問している企業のみなので、職場の雰囲気や就労環境などのリアルな声を選考に活かすことが可能です。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社リクルート |
面談方法 |
|
https://www.ss-shop.jp/
第二新卒エージェントneo:第二新卒・20代若手層におすすめ
(出典:第二新卒エージェントneo公式HP)
「第二新卒エージェントneo」は、若手層の転職支援に特化した第二新卒向けの転職エージェントです。
これまでに22,000人以上の若手求職者を支援してきた実績があり、そのうち10,000人以上が職務経験のない求職者。
スキルやキャリアに自信がない若手でも安心して転職ができるよう、1人1人に合わせた書類選考対策や実践的な模擬面接の支援を受けることができます。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
面談方法 |
|
https://www.daini-agent.jp/
ビズリーチ:ハイクラス層におすすめ
(出典:ビズリーチ公式HP)
「ビズリーチ」はハイクラス層に特化したヘッドハンティング型転職サイト。
保有する公開求人のうち、三分の一の求人が年収1,000万円以上という特徴を持ちます。
キャリアやスキルを登録するだけで興味を持った企業からのスカウトが受けられるため、忙しくて転職活動ができないという方にもおすすめです。
中には面接が確約されたスカウトが届く可能性もあります。
ヘッドハンターと呼ばれるアドバイザーが存在するため、内定率アップができる選考対策を受けることも可能です。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
面談方法 |
|
https://www.bizreach.jp/
JACリクルートメント:ハイクラス層におすすめ
(出典:JACリクルートメント公式HP)
「JACリクルートメント」は、ハイクラス・ミドル層からの評判が高い転職エージェント。
ハイクラス層の転職に強いのと同時に、外資系企業や海外進出企業のグローバル求人も豊富に取り扱っています。
また全体求人のうち約60%以上が非公開求人を保有。
豊富な非公開求人の中には、人気企業や好待遇求人が隠れている可能性が高いです。
登録者の中でも限られた人の目にしか触れないため、低倍率で挑戦でき内定獲得率も大幅にアップさせられるでしょう。
求人数 |
|
運営会社 | 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント |
面談方法 |
|
https://www.jac-recruitment.jp/
転職エージェントで内定を素早く獲得する方法
転職エージェントを活用して素早く内定を獲得するためのポイントを紹介します。
効率的に利用するためのコツを押さえているかが、転職成功を分ける大きな鍵です。
自分に合った転職エージェントを選ぶ
自分のニーズに合った転職エージェントを選ぶことが、素早く内定を獲得するために重要です。
転職エージェントごとに求人の強みやサポートの種類が異なるため、それぞれの項目を吟味しながら慎重に選択しましょう。
「どんな風に選べばいいのかわからない」という方は、以下のポイントを参考にしてください。
運営体制 |
|
求人数 |
|
求人の質 |
|
サポート内容 |
|
支援実績 |
|
大事なのはどの転職エージェントが一番優れているのかということではなく、どの転職エージェントが自分にマッチしているのかということ。
公式サイトの情報だけでなく友人やネットの口コミなど、幅広く情報収集を行なった上でどのサービスに登録するか決めるのがおすすめです。
複数の転職エージェント同時並行で利用する
転職エージェントを利用する際は、必ず複数のエージェントを掛け持ちして活用しましょう。
エージェントの複数利用のメリットは大きく分けて以下の2つです。
- 出会える求人数が増えてキャリアの可能性が大きく広がる
- 自分に合ったサービスやアドバイザーを見分けやすくなる
どちらも転職エージェントを効率よく使用する上で欠かせないポイントです。
大体2〜3社を目安に気になる転職エージェントを併用してください。
書類選考対策・面接対策をサポートしてもらう
転職エージェントで書類選考対策や面接対策を活用することも、素早く内定を獲得するコツ。
中には求職者から希望がないと選考対策が受けられない転職エージェントもあるため、転職活動の際は忘れないように注意してください。
サービスの内容は転職エージェントごとに異なりますが、多くの場合は以下のような選考サポートを受けられます。
- 履歴書・職務経歴書の添削・作成サポート
- 模擬面接の実施
- 面接用の質問シート作成
- 担当者による面接の同行サービス
書類選考対策では求められている人物像などを踏まえた上で、選考通過しやすい転職理由や志望動機の書き方を教えてもらうことが可能です。
面接に対して苦手意識のある方に向けて、担当アドバイザーが面接へ同行してくれるサービスがある転職エージェントもあります。
相性の悪い担当者はすぐに変更依頼をする
素早く内定を獲得するコツの一つには、相性の悪い担当者を変更することも重要。
転職エージェントでは担当アドバイザーを通して求人紹介がされるため、アドバイザーの質で左右されます。
相性が悪いまま進めてしまうと希望条件には全く合致しない求人を紹介されるなど、結果的に内定獲得までに無駄な期間を過ごす可能性も。
多くの場合は、公式サイトの問い合わせフォームもしくは担当者に直接伝えることで変更依頼しましょう。
担当者からの連絡に素早く返信する
担当者からの連絡には迅速に対応するのも、転職活動を有利に進めるためのコツです。
アドバイザーは求職者を内定させることで報酬を得られるため、採用可能性が高い求職者を優先して支援する傾向にあります。
アドバイザーからの連絡に素早く反応することで、「転職の熱意がある」「採用率が高い求職者」と判断されやすくなるでしょう。
また紹介された求人に応募しない場合でも、「転職意欲が低い」と判断されるため無視はNGです。
お詫びの気持ちを入れた返信を送ることで、好印象を与えることができます。
メールが来たらメールで返信しても大丈夫ですが、着信があった場合は電話で折り返すのがおすすめです。
転職エージェントの内定率に関するQ&A
転職エージェントの内定率に関する疑問へ、Q&A形式でお答えします。
気になる項目がある方は参考にしてください。
転職エージェントでは応募数何社目で内定をもらえる?
(出典:doda公式HP)
転職エージェントを通した場合応募何社目で内定をもらえるのかは、求職者によって様々です。
参考にdodaエージェントが公表している転職者の平均応募件数のデータでは、転職を成功させた方の平均応募件数はおよそ19.4社。
転職に成功した方々の多くが積極的に複数の企業へアプローチをかけていることがわかります。
40代が転職エージェントを利用した際の内定率はどのくらい?
正確な内定率は算出できませんが、転職者の年齢割合から40代の方の内定事情を把握できます。
参考にdodaエージェントの2020年のデータでは、転職成功者の約15.5%の方が40歳以上。
ミドル層での内定獲得も決して不可能ではないことがわかります。
ただしどんな業界でも転職市場では若い求職者の方が内定獲得しやすいことに変わりはないので、転職を検討している方はなるべく早く行動した方が良いでしょう。
≫内定率の高いおすすめ転職エージェントをもう1度見る
※タップで該当箇所へスクロールします。
転職エージェント経由だと受かりにくいと言われるのはなぜ?
転職エージェント経由だと受かりにくいと言われているのは、企業が転職エージェント経由で採用した場合に支払う成果報酬が関係しています。
転職エージェント経由で人材を採用した場合、支払う金額は転職サイトなどより高くなります。
コストをかけたくない企業は転職エージェント経由で人材を採用しないため、このように言われているのです。
しかし金銭面である程度の余裕があり経営状況が良好な企業であれば、反対に人材採用にかける時間がありません。
少しでも優良企業への転職のチャンスを増やしたいのであれば、転職エージェントを使わない手はないでしょう。
書類選考でほぼ内定が決まることはある?
書類選考のみで内定が決まるということは、以下のような場合を除きほとんどありません。
- 転職難易度の高い独占業務資格の求人の場合
- そもそも転職市場に人があまりいない珍しい職業の場合
- 緊急度の高い求人にスキルやキャリアが完全一致する人材から応募があった場合
どんなに優れたキャリアやスキルを持つ人材であっても、企業側としては履歴書や職務経歴書のみで内定を判断してしまうのはかなり高リスク。
ほとんどは面接で人柄や雰囲気などを見た上での総合判断になります。
裏を返せばスキルやキャリアに自信がなくても、面接で成長意欲や人柄の良さをアピールできれば採用につながる可能性は十分高くなるということです。
転職エージェントでなかなか内定が出ないのはなぜ?
転職エージェントでなかなか内定が出ない方に多い原因は以下です。
- そもそも求人と自分のスキル・キャリアがマッチしていない
- アドバイザーによる支援サポートが不十分
いくらたくさんの求人に応募したところで、求められている条件に自分の市場価値が届いていなければ内定獲得へはつながりません。
効率的に内定率を上げるためには、自分の現状を正しく認識することが必要不可欠です。
また担当しているアドバイザーのサポート力が不十分である可能性もあります。
この場合は担当者変更をする・利用する転職エージェントを増やす、といったことで対応しましょう。
転職エージェントで内定をもらったけど辞退してもいい?
転職エージェントを通して内定をゲットした場合でも、辞退することは可能です。
すでに内定が出ている場合は、転職エージェント側だけでなく応募先の企業にも大きな影響を与えるためとにかく早く対応をとりましょう。
メール+電話で担当アドバイザーにアポイントを取って伝えるのがベストです。
サポートしてもらったことへのお礼の気持ち・内定獲得後というタイミングでの辞退に対するお詫びの気持ちが届くように言葉を選びましょう。
転職エージェントの内定連絡がきたあとの流れは?
転職エージェントから内定報告がきた後の転職活動の大まかな流れは以下のとおりです。
- 内定承諾連絡
- 退職交渉・退職
- 必要書類等の提出
- 入社
内定承諾連絡を済ませた後、就業規則に則り現職への退職交渉を行います。
「上司に相談してもなかなか辞めさせてもらえない」という場合は、担当のアドバイザーから退職交渉におけるアドバイスをもらうことも可能です。
その後雇用契約書などの入社に伴う必要書類を提出し、手続きが滞りなく進めば晴れて入社となります。
転職エージェントの利用率はどのくらい?
転職活動において転職エージェントを利用している方の割合は、株式会社マイナビが発表している2019年のデータでおよそ31.5%となっています。(引用:株式会社マイナビ|転職動向調査2020年版)
つまり求職者の3人に1人という割合で転職エージェントを活用しているということ。
また参考までに求人サイトの利用率は55.5%、ハローワークの利用率は31.9%となっています。
≫内定率の高いおすすめ転職エージェントをもう1度見る
※タップで該当箇所へスクロールします。
転職エージェント経由で書類落ちした企業に直接応募してもいい?
転職エージェント経由で一度落ちた企業への再応募は、どんな手段であっても基本的にNGです。
選考に落ちているということはスキルや経歴で不足しているところがあるということなので、それらを磨き直さない限り何度応募しても結果は変わりません。
場合によっては応募したことを覚えていない=応募管理が行き届いていないと、企業側へマイナスなイメージを与えかねません。
どうしても応募したい企業であれば、最低でも1年の期間を空けることをおすすめします。
転職エージェントのアドバイザーが抱える担当人数は?
転職エージェントのアドバイザーが抱える担当人数は、少ない方で常時2〜3人・多い方は10〜20人程度の求職者を担当しています。
転職エージェントごとに担当人数の上限などは異なるでしょうが、基本的には自分以外にも常に複数人の求職者を管理していると念頭に置いておきましょう。
転職エージェントが面接や内定承諾をプッシュしてくる理由は?
転職エージェント側が面接や内定承諾を猛プッシュしてくる理由は、大きく分けて2つあります。
- その求人が求職者に一番マッチしているから
- できるだけ多くの内定を獲得してノルマを稼ぎたいから
担当者が自分の強みや希望条件をしっかり加味した上で、その求人への応募や面接への挑戦を推してくれているのであれば問題はありません。
ただし内定承諾を急かしてくる場合は、担当者のノルマ獲得目当てである可能性も高いので注意してください。
【ノルマ目当てのアドバイザーの特徴】
- 自分の希望条件を無視した求人を紹介してくる
- 断ってもしつこく同じ求人を推し続けてくる
- 内定承諾を急かしてくる
転職エージェントは内定率を高めるのにピッタリ
アドバイザーを通して様々な支援を受けられる転職エージェントは、内定獲得率を上げるためにぜひ活用したいサービスです。
転職に漠然とした不安がある方はもちろん、より効率的に転職活動を進めるコツが知りたいという方までおすすめできます。
転職エージェントを最大限に活用して、理想の転職先の内定をゲットしましょう。
【このサイトの運営者情報】
運営会社 | 株式会社hitocolor |
---|---|
設立 | 2016年4月12日 |
代表取締役 | 鈴木けんすけ |
本社所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階 |
支社所在地 | 高知支社 〒781-5232 高知県香南市野市町西野2217-1 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 求人広告代理店事業 有料職業紹介事業 自社メディア・コンテンツ運営 |
許認可番号 | 【有料職業紹介事業許可番号】13-ユ-310482 【労働者派遣事業許可番号】派 13-314487 【プライバシーマーク登録番号】第21004576(01)号 |