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退職にベストな4つのタイミング|円満退職の3つのコツと切り出し方も徹底解説!

退職にベストな4つのタイミング|円満退職の3つのコツと切り出し方も徹底解説!
  • 退職のタイミングはいつが損しない?
  • ボーナス後に退職しても問題ない?

退職を考える際に、多くの方は「いつが適切なタイミングか?」と悩むでしょう。

実はこの退職のタイミングを誤ると新たなチャンスを逃したり、不要なストレスに見舞われたりする可能性があるので注意が必要です。

本記事では、そのような退職のタイミングにまつわる不安を解消するために、退職の4つのベストタイミングについて徹底解説します。

退職の切り出し方や円満に退職する方法まで解説しているため、この記事を読めばスムーズに会社を辞められるでしょう。

Contents

退職を伝えるベストタイミング4選

退職のベストタイミング

まずは退職を伝えるベストタイミングについて紹介します。

上記4つのタイミングを狙えば、損をせずスムーズに退職できる可能性が高いです。

参考にして、自分により合った退職タイミングを検討してみましょう。

ボーナスをもらった後

ボーナスをもらった後は、損なく退職できるタイミングの一つです。

ボーナスをもらってから退職すれば、新しい職場が見つかるまでの収入のつなぎとして役立ちます。

しかし下記の動画でも解説しているように、ボーナス直近の退職は就業規則をしっかり確認するのが必要です。

退職日をボーナスの支給日より前にされてしまうと、ボーナスが受け取れない可能性があります。

損なく辞めるために、ボーナス時期や支給日が過ぎてから退職の意思を伝えるようにしましょう。

求人が多い3・10月

3月と10月は採用のピークとされており、多くの企業が求人を出します。

人事異動や組織再編で採用枠に調整が入るためです。

この時期に退職すれば求人が多いので、自分の希望に合った次の職場を見つけやすくなるでしょう。

「退職後に次の道が決まっていない…」という方は、求人が多い3月・10月の退職をおすすめします。

確定申告が楽になる12月末

12月末に退職すると年度内の収入が確定しているため、確定申告が楽になります。

退職してから転職するまでの間は、これまで会社が代わりに行っていた確定申告を自分で行わなければいけません。

確定申告は1月〜12月までの収入に対して税金を計算するもので、無職のまま年をまたぐと確定申告の手間が増えてしまいます。

確定申告は事前知識なしでやると非常に面倒なため、転職先が決まっていない人は、12月末での退職もおすすめです。

会社が繁忙期ではない時期

円満退職を希望するなら、会社が繁忙期ではない時期に退職するのも大切です。

会社の業務がピークなタイミングで退職すると職場の負担を増やすことになるので、同僚や上司にあまり良い印象を与えません

場合によっては強引に引き止められたり、却下されたりするでしょう。

引き止めなくスムーズに退職するなら、ぜひ会社が繁忙期ではない時期を狙ってみてください。

退職日・具体的なタイミングの決め方 3選

退職日の具体的な決め方

ここでは退職日や具体的なタイミングの決め方について解説します。

退職のタイミングがある程度決まった方は、参考に具体的な日程を決めていきましょう。

月半ばか月末退職かを決める

退職日を選ぶ際は、基本的に月半ばまたは月末かを決めます。

月末に退職する場合は社会保険料が2ヶ月分引かれるため、手取り額に影響が出る可能性も。

しかし次の転職まで2ヶ月以上期間が開く場合は、1ヶ月分の国民保険を会社と折半する形になるため、月末退職の方が得する可能性があります。

 

次の就職まで2ヶ月以上空く方は月末退職翌月1日からの転職先がすでに決まっている方は月半ばの退職がおすすめです。

引き継ぎにかかる期間を考慮する

退職日を決める際は、引き継ぎにかかる期間も考慮しましょう。

退職をするのであれば、自分の担当業務の引き継ぎは避けられないため、退職日を決める前にどのくらいの期間が必要かを見積もるのも大切です。

期間が短すぎると後任の負担が増えるだけでなく、円滑な業務移行も難しくなるでしょう。

円満退職のためには、余裕を持った引き継ぎ期間を設定するのがおすすめです。

失業手当や社会保険について確認しておく

退職する際には失業手当や社会保険の手続きも待ち受けているので、スムーズに行えるよう確認しておきましょう。

失業手当とは雇用保険の被保険者の方が失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日でも早く再就職してもらう制度です。

受給期間は離職の理由などによって決定され、90〜360日の間で決められます。

雇用保険の受給期間は、原則として、離職した日の翌日から1年間(所定給付日数330日の方は1年と30日、360日の方は1年と60日)ですが、その間に病気、けが、妊娠、出産、育児等の理由により引き続き30日以上働くことができなくなったときは、その働くことのできなくなった日数だけ、受給期間を延長することができます。ただし、延長できる期間は最長で3年間となっています。

なお、所定給付日数330日及び360日の方の延長できる期間は、それぞれ最大限3年-30日及び3年-60日となります。

引用:ハローワークインターネットサービス|厚生労働省

手続きの流れや受給資格などを事前に把握しておかないと、失業手当が受給できなかったり、もらえる金額が減ったりする可能性があるので注意が必要です。

また退職後次の会社に入社するまで1日でも期間が空いている場合は、健康保険の切り替え手続きをしなければいけません。

これらの手続きをスムーズに行い、損をしないために退職前に流れを確認しておきましょう。

退職を上司に伝える3つの切り出し方

退職を上司に伝える切り出し方を3つ紹介します。

上記を心がけるとスムーズに退職の意思を伝えらるでしょう。

それぞれ下記で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

①伝える上司にアポをとる

まずは退職の意思を伝える直属の上司にアポを取りましょう。

事前に「ご相談したいことがあります」と伝えれば、きちんとした対話の時間を確保できます。

具体的な日時・場所を決めて、短い時間でも良いので話す時間を確保してください。

②二人きりになれる場所へ行く

退職の意思を伝える際は、他の社員の目が届かない二人きりになれる場所へ行くのが好ましいです。

二人きりになれる場所でなければ、同僚に現場を見られた際に退職の件ではないかと噂になってしまいます。

社内の会議室や外出先のカフェなど、周囲の視線を気にせずに話せる場所を選ぶと良いでしょう。

ただし二人きりになれる場所だからといって、飲み屋の個室などお酒を飲んで冷静に会話できない場所は避けた方が無難です。

お互いのプライバシーに配慮された場所なら、大事にせず退職の意思を伝えられます。

③退職意思を対面で伝える

退職の意思は対面で伝えることを心がけましょう。

対面であれば忙しさなどを理由に退職を適当に扱わせない状況を作れます。

伝え方の例としては以下を参考にしてみてください。

【退職の伝え方の例文①<転職をする場合>】

「大変お世話になったのに申し訳ないのですが、退職したいと考えております。この度、〇〇として転職することにいたしました。心機一転、新しい環境で頑張りたいと思いますので、退職の段取りについて相談させてください。退職日はできれば○月としたいのですが、いかがでしょうか?」

【退職の伝え方の例文②<病気や体調不良の場合>】

「突然のお話で大変申し訳ないのですが、退職したいと考えております。これまで会社のためにと自分の健康を顧みずに努めたのですが、体調を崩してからなかなか回復が見込めません。現在の状況では勤務も難しいため、しばらくは治療に専念したいと思い退職を決意しました。大変身勝手ではありますが、◯月◯日を持って退職させていただけないでしょうか。」

あいまいな理由や会社への不満をそのまま上司に伝えるのはおすすめしません。

上司との関係が悪くなったり、不満を解消する提案をされたりするとスムーズな退職ができない可能性があります。

感謝の気持ちを大切にしつつ、対面で強い退職の意思を伝えればスムーズに話が進むでしょう。

うまく退職できない場合の対処法

退職の意思を伝えても、下記のように退職を引き留められるケースがあります。

それぞれの対処法を解説しているので、スムーズに退職したい人は参考にしてみてください。

給料アップで引き留められたケース

人手不足などを理由に、給料アップを提示して引き止められるケースがあります。

給料アップは多くの方にとって魅力的なオファーですが、まずは退職を考えた本当の理由を振り返るのが大切です。

もし給料アップで退職を見直すのであれば、書面で証拠をもらうのを忘れないでください。

なお引き留めを拒否した際に「懲戒解雇扱いにする」と脅す会社がまれにありますが、完全な違法行為となるので覚えておきましょう。

給料アップの提案を拒否する場合は、再度はっきりと退職の意思を伝えるよう努めてみてください。

退職拒否されたケース

はっきりと退職の意思を伝えたのに、退職を拒否されるケースがあります。

労働基準法では、退職の合意がなくても退職届提出から2週間が経過すれば退職できることになっています。

参考:厚生労働省

 

なお、内容証明郵便で職場へ提出すれば退職意思を伝えた証拠として使えます。

全く退職に応じてくれない場合は、内容証明郵便を送ってから労働基準監督署に相談しましょう。

退職するタイミングに確認すべきたった2つのこと

退職するタイミングには、下記の2つを確認してください。

※タップすると該当箇所に飛びます

それぞれ詳しく解説しているので、見ていきましょう。

最終給与を確認する

退職するタイミングの前には、まず最終給与を確認しましょう。

中には退職する社員の給与を不当に減額する会社がありますが、労働契約法9条により違法行為にあたります。

参考:労働契約法

不当な減額を避けるために、最終給与をしっかり確認しておくことが大切です。

月の途中での退職は、基本的に退職月の勤務日数の日割り計算で最終給与が決まります。

人事部に問い合わせて、退職前に最終給与の金額と支給日を確認しておきましょう

必要書類をもらっておく

退職後に必要な書類

退職する会社から、下記のような退職後に必要となる書類は必ずもらっておきましょう。

書類名使途
離職票ハローワークで失業手当の手続きをする際に必要
雇用保険被保険者証再就職時や教育訓練給付金の申請などで必要
年金手帳転職先の会社に提出
源泉徴収票転職先の会社に提出
退職証明書転職先の会社に提出

多くの企業は退職後に郵送で書類を送ってくれます。

退職後の手続きで必須となるので、漏れなく受け取りましょう。

自分のタイミングで円満退職する3つのコツ

ここでは自分のタイミングで円満退職する3つのコツを紹介します。

円満退職するには退職理由の伝え方がとても重要です。

3つのコツについて詳しく解説しているので、人間関係の悪化に繋がらないようにしっかり確認しましょう。

相手が納得しやすい退職理由を伝える

大前提として相手が納得しやすい退職理由を伝えるのが大切です。

退職理由が曖昧だと上司から説得されたり、引き留めにあったりしてスムーズに退職できない場合があります。

相手が納得しやすい退職理由の具体的な例は下記のとおりです。

  • キャリアアップのため
  • 家庭の事情のため
  • 病気・体調不良のため

キャリアップなら「他社でしか実現できない理由」を伝えたり、病気・体調不良なら「診断書」を見せたりするのが効果的です。

断れない理由をはっきり伝えれば、わだかまりなくスムーズに話を進められるでしょう。

会社や上司に対する不満を言わない

退職の意思を伝える際は、会社や上司に対する不満は言わないように心がけてください。

不満を伝えてしまうと上司との関係を悪化させたり、退職を引き留めるための材料にされたりする可能性があります。

これまでの感謝を伝える

退職するタイミングではこれまで関わった方に感謝を伝えれば、良い印象を与えて退職できます。

感謝の伝え方は「ありがとうございました」や「お世話になりました」など、シンプルなもので問題ありません。

定番の伝え方は下記の例文を参考にしてみてください。

【退職での感謝の伝え方 例文】

「勝手ながら◯月◯日をもって退職することになりました。〇〇さんには大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。これまで本当にありがとうございました。残りわずかですが、引き続きよろしくお願いします。」

上記と合わせて、個人的に感謝を伝える方との思い出・印象に残ったことなどを話すとより良いでしょう。

退職のタイミングについてよくある質問

最後に退職のタイミングについてよくある質問を解説します。

ぜひ退職のタイミングに関する疑問を払拭して、スムーズに退職できるようにしましょう。

転職先が決まってから退職のタイミングを考えるのは遅い?

転職先が決まってから退職のタイミングを考えるのは遅すぎることはありません。

転職が決まっても入社まで数ヶ月の期間を設けられます

ただし転職までの期間が非常に短い場合もあるので、実際に転職活動を始める前に退職の手続きやかかる期間を確認するのは大切です。

転職先が決まったタイミングでスムーズに退職できるよう、あらかじめ準備や確認をしておきましょう。

退職を伝えるタイミングが早すぎるデメリットは?

退職を伝えるタイミングが早すぎる場合のデメリットは、下記が考えられます。

  • ボーナスをもらえない可能性がある
  • 社会保険を余計に払う羽目になる

ボーナス前に退職を伝えて辞めてしまうと、当然ですがボーナスがもらえません。

月半ばで退職すると社会保険を余計に支払う羽目になる可能性がありますが、次の転職まで2ヶ月以上空いていれば問題ないでしょう。

退職願を出すタイミングは辞めたいと言うときと一緒?

退職願を出すタイミングと「辞めたい」と伝えるタイミングは、必ずしも一緒ではありません。

退職願は退職が決まってから出せば問題ないですが、退職の14日前までには出すようにしてください。

休職中に退職を申し出るタイミングはいつ?

休職中に退職を申し出るタイミングは、退職希望日の2週間前が良いです。

転職先が決まっていないなら、2週間後がちょうど月末になるように申し出ましょう。

退職届も郵送で提出できるため、心配無用です。

退職の申し出はメールや電話でも良いので、日程を決めたら連絡してみてください。

退職日に菓子折りを渡すタイミングはいつ?

退職日に菓子折りを持って行っている場合、渡すタイミングで理想なのが業務終了後です。

お世話になった方へ挨拶をする機会があるなら、そのときに直接渡すのも良いでしょう。

とはいえ会社によって状況は異なるため、菓子折りを渡す明確なタイミングは決まっていません。

夫の転勤で退職を申し出るタイミングはいつ?

夫の転勤で退職を申し出る場合、転勤の日程が確定した後に伝えましょう。

会社には遅くとも1ヶ月以上前には退職の意思を伝え、手続きや引き継ぎなどの調整を図るのが望ましです。

明確なルールがあるわけではないため、会社の状態に応じて決めましょう。

なお夫の転勤は「特定理由離職者」に該当し、失業手当の受給条件緩和などが受けられるので退職理由ははっきり伝えてみてください。

参考:厚生労働省

育児休業給付金の受給中に退職を申し出るタイミングはいつ?

育児休業給付金の受給中に退職を申し出る場合、給付金受給が完了してから退職手続きを進めるのが無難です。

もし育児休業給付金の受給中に退職した場合、給付期間が終わる前に受給がストップして損をしてしまう恐れがあります。

夫の転勤など止むを得ない理由がある場合を除き、受給期間が終わってから退職を申し出ましょう。

出産手当金をフルで受給したいときの退職のタイミングはいつ?

出産手当金をフルで受給したいときの退職のタイミングは、出産後56日が経過してからがベストです。

産前42日間と産後56日間が出産手当金の受給期間となっているので、フル受給するなら出産後56日間経過するまで在職し続ける必要があります。

ただし一部例外もあるため、出産手当金をフルで受給しながら退職を検討している方は、会社の人事部・総務部に相談するのが良いでしょう。

退職後にLINEグループを退会するタイミングはいつ?

退職後にLINEグループを退会するタイミングは、退職日の退勤後が好ましいでしょう。

しかし引き継ぎ等に遅れが生じている場合は、念のため退職後も一定期間はLINEグループに入っておくのが無難です。

どうしても気になる方は、退職日にLINEグループを抜けても問題ないか上司に確認してみてください。

LINEグループから抜ける際も、無言での退出は避けて感謝の言葉を一言でも添えて退出した方が印象が良いでしょう。

退職するタイミングで有給休暇が付与されることはある?

有給休暇は労働者が働いた日数や出勤日数に応じて付与されるものであり、退職するタイミングに特別に有給休暇が追加で付与されるわけではありません。

しかし消化し切れていない有給休暇があれば、退職までにまとめて取得できます。

有給休暇は退職日までにしか使用できないため、損しないためにも使い切りましょう。

あなたに不利がないベストなタイミングで退職しよう

退職のタイミングは、多くの方にとって一生に数回の大きな転機となります。

損をしにくい退職にベストなタイミングは下記のとおりです。

  • ボーナスをもらった後
  • 求人が多い3月・10月
  • 確定申告が楽になる12月末
  • 会社が繁忙期ではない時期

退職を伝える際は上司が納得しやすい退職理由を用意し、会社に対する不満は言わないように心がけましょう。

これから退職のタイミングを決定する方は、本記事を何度も読み直して後悔やトラブルがないように慎重に進めてみてください。

また「ジョブピス」のTikTokアカウントでは、よくある仕事の悩みや疑問を解決する動画を投稿しています。

気になる人はぜひチェックしてみてください。

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