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病院薬剤師への転職方法|職場の選び方・メリットデメリット・転職のコツを徹底解説します

病院薬剤師のアイキャッチ

「より専門性の高い仕事へキャリアアップしたい」と、病院への転職を考える薬剤師の方も多いでしょう。

しかし病院勤務は患者さんの命に関わる現場である以上、転職の難易度が高めです。
そのため自分が薬剤師として病院で働けるかどうか、まずは知っておく必要があるでしょう。

そこで当記事では、病院勤務のメリット・デメリット・志望動機の書き方・病院転職のコツを紹介していきます。

病院への転職を検討している方は、ぜひご一読ください。

【当記事の執筆・運営者】

当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。

株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可労働者派遣事業許可】取得企業です。

転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。

【この記事の監修者】

監修者:鈴木けんすけさん

株式会社hitocolor
代表取締役社長  鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。

【経歴】

1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

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【会社HP】
株式会社hitocolor

Contents

薬剤師は病院へ転職できる?

結論からいうと、薬剤師は病院へも転職ができます。
病院薬剤師は年齢も関係ありますが、何より経験やスキルが重要視される業界だからです。

これまで薬剤師としてある程度の経験をしている人ならば、転職も比較的しやすいでしょう。
しかしながら病院の規模や、急性期病院か慢性期病院かによって転職難易度は異なってきます。

どのような病院が自分にとって働きやすいかを考え、転職のポイントを押さえておくことが重要です。

薬局薬剤師と病院薬剤師の違い

薬局薬剤師と病院薬剤師の違いは、対応する患者さんのタイプです。

薬局薬剤師は慢性期の患者さんに健康的なサポートを行い、病院薬剤師は検査や処置が必要な急性期の患者さんのサポートを行います。

とはいえ慢性期病院の場合は、一人の患者さんとのコミュニケーションが重要視されることも多く薬局のような働き方も可能です。

薬剤師として病院勤務するメリット

薬剤師として病院勤務するメリットは、次の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

幅広い知識が手に入る

病院に勤めれば、薬剤師として必要な幅広い知識が手に入ります。

勤務を通して電子カルテや医師の処方内容を確認できるため、治療に関する知識を網羅的に習得できるでしょう。

大きな規模の病院ですと臨床医療に携わることもでき、医療メンバーの一人として活躍ができます。

じっくりと服薬指導ができる

病院薬剤師は、患者さんにじっくりと服薬指導ができます。
病院の場合、入院から退院まで一貫して患者さんのサポートが行えるからです。

薬局だと一度きりの服薬指導で終わってしまうことも多いため、一人の患者さんと長く付き合っていきたいという人には大きなメリットでしょう。

医療現場に携われる

病院薬剤師は、最先端医療の現場に携われます。
病院では複数の医療系職種が、チームを組んで業務に当たることが多いからです。

具体的にはICTや緩和、感染対策チームなどがあり、それぞれの分野に特化した医療スタッフが結集しています。

直接医療現場に携われるのは、病院薬剤師として働く醍醐味でしょう。

薬剤師として病院勤務するデメリット

薬剤師として病院勤務するデメリットは、次の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

人間関係に苦労することがある

病院薬剤師の場合、苦手な人がいると人間関係で苦労することがあるかもしれません。
個人情報保護や感染対策に力を入れているため、閉鎖的な環境で働くことが多いからです。

特に別の職種から転職で入社した場合、医療現場の経験のなさで看護師から注意を受けてしまうことも少なくないでしょう。

病院薬剤師はコミュニケーション能力が高くなければ務まらない仕事です。

夜勤や当直が多い

病院薬剤師は、夜勤や当直が多く体調を崩しやすいのがデメリットです。

入院患者がいる病院は、点滴や注射など24時間いつでも対応できるようにしておかなければいけません。

救急外来であれば、搬送される患者さんが出てイレギュラーな対応が求められることもあるでしょう。

体力面や精神面がタフな人でなければ、病院薬剤師の不規則な勤務形態についていけなくなるかもしれません。

年収が低い場合がある

薬局薬剤師に比べると、病院薬剤師の年収はやや低い傾向にあります。

実際に薬剤師向け転職エージェント「マイナビ薬剤師」の調査によると調剤薬局に勤める薬剤師の平均年収が583.8万円で、病院に勤める薬剤師の平均年収は521.7万円です。
(参考:マイナビ薬剤師公式HP「年収事情 病院編」「年収事情 調剤薬局編」より)

およそ50万円以上の差があり、仕事量と年収が見合っていないと不満を漏らす病院薬剤師も多くいます。

病院勤務が向いている薬剤師の特徴

病院勤務が向いている薬剤師は次の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

やりがいを求める人

仕事にやりがいを求めている人は、病院勤務が向いていると言えます。

病院薬剤師は病院でしか経験できないカルテチェックや注射薬、点滴の輸液といった病棟勤務を任されることが多いからです。

通常の調剤業務はもちろん、病院の業務はさまざまな分野まで広がるので非常にやりがいのあるでしょう。

長く働きたい人

薬剤師として長く働きたい人は病院勤務が向いています。
病院業務は覚えることが多岐にわたり、腰を据えて働かなければならないからです。

転職市場においても、採用担当者は一人前の薬剤師を育てたい気持ちが強く、長期的な視野で働いてくれる薬剤師を優遇しようとします。

人と関わるのが好きな人

人と関わるのが好きな人は、病院薬剤師で活躍できます。

病棟業務は患者さんはもちろんのこと、医師や看護師など内部のスタッフともコミュニケーションを取っていかなければならないからです。

ミーティングやカンファレンスでは、薬剤師としての意見を求められることもあるので積極的に仕事に関わっていく姿勢も求められます。

人間関係を築くことが苦にならない人は、病院薬剤師は向いているでしょう。

病院勤務が向いていない薬剤師の特徴

病院勤務が向いていない薬剤師は次の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

今より年収を下げたくない人

年収ダウンが気になる人は、病院へ転職をしない方が良いかもしれません。
先述のとおり薬剤師の勤務先として、病院は年収がやや低い傾向にあるからです。

また昇給のペースも遅く、病院の体質によっては入社して数年は同じ給料のままということもあり得ます。

一般的に病院でも長く働けば年収は上がっていきますが、年収が不安な人は病院薬剤師という選択は失敗してしまうかもしれません。

プライベートの時間を充実させたい人

「プライベートな時間も十分に確保したい」という人は、病院薬剤師に向いていません。
病院勤務は夜勤や当直が多いだけでなく残業も多々あり、時間的な拘束が非常に多いからです。

薬剤師としての使命感が強く、仕事に大きなやりがいを感じている人でなければ務まらないでしょう。

自分のペースで働きたい人

自分のペースでゆっくり働きたい人は、病院薬剤師は不向きです。

病院薬剤師は日々の業務にイレギュラー対応が重なり、思うように仕事を進めるのが難しい職種と言えるでしょう。

さらに各病棟スタッフと連携を取らなければいけない場面も多く、自分のペースでやっていると場を乱してしまうこともあります。

自分で段取りをつけて仕事をしたい薬剤師は、処方箋枚数の少ない調剤薬局や小規模のドラッグストアの方が向いているかもしれません。

病院転職に向けた転職理由(志望動機)の作り方

病院へ転職したい薬剤師は、どのような転職理由や志望動機を考えれば良いでしょうか。
押さえるべきポイントは4つあります。

過去から未来へと時系列順に説明できるようにしておくといいでしょう。

1:どのような経験をしてきたか

薬剤師が転職をする場合、「これまでどのような経験をしてきたか」が必ず聞かれます。
病院勤務の薬剤師は、他の業種と比べても知識や経験を必要とする現場だからです。

転職では今まで薬剤師として働いてきてどのような実績を上げたのか、患者さんと接してきたのかなど具体的なエピソードが求められます。

2: なぜ病院勤務がしたいのか

面接では「なぜ転職先に病院を選んだのか」を伝えましょう。

薬剤師は薬局やドラッグストア、企業など様々な働き方があり、採用担当者はあえて病院に勤務したい理由を聞きたいからです。

病院ならではの理由として、以下のようなものが考えられます。

  • チーム医療に関心がある
  • 患者さんと長く付き合っていきたい
  • 医療現場で学びたい
  • 医薬品を取り扱いたい

これらを自身のエピソードと絡めることで、説得力のある志望動機ができあがるでしょう。

3:なぜその病院でなければいけないのか

次に大切なのが「なぜその病院でなければいけないのか」という点です。
先ほどは病院である理由でしたが、その先はその病院でしかできないことを伝える必要があります。

病院によって急性期か慢性期かによっても変わってきますし、理念も異なるでしょう。

自分が過去にその病院でお世話になって、非常感謝しているというエピソードがあっても良いかもしれません。

自分がどこに魅力を感じていたのかを添えて、説得力の高い志望動機を作るのがポイントです。

4: 今後どのように活躍していきたいのか

転職したい理由を考えたあとは、今後どのようなキャリアを築き活躍したいのかを伝えましょう。

病院では中長期的な視点を持った薬剤師に入社してもらい、長く働いてもらいたいという思いがあるからです。

自身のキャリアアップも大切ですが、そればかりを伝えると「自分本意な人材」と思われてしまうかもしれません。

そのため転職後は、どのように病院へ貢献できるのか、患者さんと接していけるのかを伝えて自分を採用するメリットを伝えるようにしましょう。

志望動機の作り方|病院への薬剤師転職

この章では病院へ転職する際に押さえておきたいポイントを解説しながら、例文を次の3つで紹介していきます。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

例文① チーム医療に関心がある

私はチーム医療という体制に魅力を感じ、病院で勤務したいと考えております。これまで6年間、調剤薬局で薬剤師として患者さんと関わってきました。地域密着型の薬局であり、患者様のなかには私を指名してくれる方もいて非常にやりがいを感じて仕事をしております。

自分の裁量で仕事を進められるメリットを感じながらも、小規模な薬局であるため他の専門分野に特化したスタッフと共に仕事を行いたいと強く思うようになりました。

これからは慢性期ではなく急性期の医療に携わり、深く患者さんと関わっていきたいとも思っております。

貴院はICTや緩和、感染対策チーム、栄養サポートチームなどの様々な分野のチーム医療で薬剤師が参加しているのが魅力です。私も薬剤師としてチームの一員となり患者様の安心安全な生活をサポートできればと考えております。

チームとして働きたいことをアピールしたい志望動機です。

これまで調剤薬局で働いてきた経験を語った上で、これからどのような働き方をしたいのかという内容まで盛り込めています。

例文② 病院とのエピソード

私は貴院に入院したことが志望させていただいた理由です。

小学生のころ、私は重い病気で貴院に入院したことがありました。そのときに担当してくれたお医者様や看護師の方が、どれだけ現場が忙しい状況でも私の不安な気持ちに寄り添ってくれて、生きる希望が湧いてきたのを覚えております。

今では私も薬剤師になり、私と同じような不安を持った患者様に対して寄り添い、安心して治療が受けられるような環境づくりに努めています。薬剤の専門家として貴院でスキルアップをしながら働き、患者様の安心安全な生活を支えていきたいです。

希望する病院とのエピソードを盛り込んだ志望動機です。

過去の経験で病院に感謝している旨を伝えているので、「なぜその病院でなければいけないのか」について納得のいく内容となっています。

例文③ 患者と長く付き合っていきたい

私は患者様ファーストの理念を掲げる貴院に魅力を感じ志望いたしました。

人とのつながりである服薬指導にやりがいを感じ調剤薬局で3年間勤めてまいりましたが、その場限りで終わってしまう患者様が多いことに気づきました。体調の心配な方がその後どうなったかを確認することもできず、もどかしさを感じています。

地元に愛される慢性期病院として多くの実績を持つ貴院であれば、患者様と長く付き合っていきたいという私の考えとも合致していて、働きやすい環境にあるのではないかと考えております。

患者様と長く付き合っていきたい気持ちを伝える志望動機です。

一過性の服薬指導に終わってしまうことにやるせなさを感じていて、慢性期病院でしか果たせない使命があることを伝えられています。

薬剤師が転職する病院の選び方

薬剤師が病院へ転職する際の選び方を紹介します。

それぞれについて見ていきましょう。

病院の種類で選ぶ

どのような病院で働きたいのか種類に注目しましょう。
病院には大きく分けて、急性期病院と慢性期病院の2種類があります。

緊急の手術や治療を必要とする急性期病院では、専門的な業務を任されやりがいがありますが、命に関わることが多くプレッシャーも大きいのが特徴です。

一方慢性期は継続的な治療を必要とする患者さんに対応する病院で、専門性は急性期に比べ低い傾向にありますが比較的プライベートな時間を確保できます。

まず自分はどちらの病院が働きやすいのかを考えてみましょう。

病院の規模で選ぶ

病院を選ぶ際は、規模にも注目してみましょう。
大きな規模だと国立病院や公立病院、中小規模もあるのが民間病院などがあります。

国公立病院で働く場合は公務員に分類分けされるため、福利厚生や昇給が期待できますが、転職難易度が高く転勤も多いのがデメリットです。

一方で民間病院は民間法人が運営しており、福利厚生や昇給は病院によって大きく異なります。

勤務形態で選ぶ

病院を選ぶ際は、勤務形態に注目してみましょう。

正社員で転職すると夜勤や当直は必ずと言って良いほど存在しますが、病院によって違いがあるからです。

救急指定病院は軽症な患者さんを対応する一次救急であれば不規則ではありませんが、入院を必要とする二次・三次救急では夜勤や当直の可能性が高くなります。

不規則な勤務が難しい場合は、一次救急もしくはパート勤務を選択するようにすると良いでしょう。

人間関係で選ぶ

働く病院は人間関係で選びましょう。
病院で働く多くの薬剤師が、医師や看護師との人間関係で悩まされているからです。

特に病院は薬剤師のみならず他の医療スタッフと一緒に現場に携わることが多いため、一度でも人間関係が上手くいかなくなると働きにくくなります。

人間関係に関しては求人情報だけでは判断がつかない部分なので、SNSや病院の口コミサイトをチェックすると良いでしょう。

休日数で選ぶ

休日がどれくらいあるのかをチェックして選びましょう。

病院によっては土日に休日出勤をしなくてはいけないことも多く、月の休日数が少ない可能性があるからです。

とはいえ病院勤務でありながら救急の受け入れをしていない、薬剤師が出勤しなくて良いといったケースもあるので、休日数は事前に確認しましょう。

教育環境で選ぶ

初めて病院勤務を目指す薬剤師は、教育環境も重要になります。
病院によって研修やマニュアルが整備されていないところもあるからです。

教育環境の悪い病院で働いていると、専門的な実務はおろか院内のルールも理解できないまま働かなければいけなくなってしまうかもしれません。

初めて病院で働くなら定期的に研修会を行い、薬剤師以外の多職種を交えて行うグループワーク等を設けているところの方が安全です。

優良事業所へ転職するためのコツと注意点

優良事業所へ転職するためのコツと注意点は、次の5つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

病院のルール等を理解する

転職する前に、ある程度病院のルールをしっかり理解しておきましょう。

薬剤部の中でも内服・注射室、治験、薬業室など様々な部署があり、それぞれ果たす役割が異なるからです。

病院では入院と外来のシステムやタイムスケジュールなど、調剤薬局では触れてこなかったルールも多々あります。

注射薬の取り扱いを理解する

病院へ転職する前に、注射薬に関する理解をしっかりしておきましょう。
注射調剤業務や注射薬混合調製業務など、注射薬に関して病院で新たに覚える業務があるからです。

注射調剤は患者さんの体調を見ながら、投与量や投与期間をチェックする業務で、抗がん剤など高度な知識を要する薬を扱うこともあります。

そして注射薬混合調製業務では、注射薬を点滴の中に混ぜて患者さんへ使ってもらえるようにする業務のことです。

いずれも実際に働いてみなければ慣れない部分ですが、面接で話ができる程度には知識を入れておきましょう

病院の規模にこだわらない

「大手病院に限定」「国公立病院が良い」など必要以上に病院の規模にこだわらないようにしましょう。

たしかに大手の国公立病院は福利厚生や昇給が期待できますが、離職者も少なく中途採用者からすると狭き門だからです。

中小の民間病院も視野に入れ、転職活動の幅を広げましょう。

情報収集を行う

病院へ転職する際は隈なく情報収集を行いましょう。
一般的に求人情報は、病院の良い部分しか掲載されていないことがほとんどだからです。

良い情報だけを鵜呑みして転職を決めてしまうと「こんなはずじゃなかった」というミスマッチにもつながってしまいます。

病院の実態を調べるときは、実際に働いた人の情報が覗ける口コミサイトOpenWork」や「転職会議」などがおすすめです。

転職エージェントを活用する

薬剤師として病院へ転職したいなら、転職エージェントを利用するのもおすすめです。

登録すれば、担当のキャリアアドバイザーから薬剤師が転職するときの懸念事項である「人間関係の良さ」「残業時間の有無」などを教えてもらえます。

また病院に関する情報だけでなく、薬剤師ならではの履歴書・職務経歴書の書き方から面接対策まで網羅的なサポートが受けられる点も魅力です。

病院転職に強い薬剤師転職エージェント4選

病院への転職に強い薬剤師向け転職エージェントを4社紹介します。

いずれも無料で利用できる薬剤師特化の転職エージェントですので、ぜひ参考にしてみてください。

マイナビ薬剤師|職場の雰囲気がつかめる

マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師

(出典:マイナビ薬剤師公式HP

求人数46,664件+非公開求人※2024年4月26日時点。
対応地域全国
運営会社株式会社マイナビ

「マイナビ薬剤師」は、人材業界大手で知られるマイナビグループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

利用者とのヒアリングに力を入れており、希望に寄り添った求人紹介を実施してくれます。

最大の特徴は実際の現場を動画でわかりやすく紹介しているところで、利用すれば風通しの良さや働きやすさなどをイメージさせながら応募できるでしょう。

また全国に拠点があるので、地方から利用できるのが嬉しいポイントです。
幅広いエリアで転職を考えている人は、ぜひ利用してみましょう。

マイナビ薬剤師公式サイト
https://pharma.mynavi.jp/

ファルマスタッフ|学習アプリが便利

ファルマスタッフのLP(出典:ファルマスタッフ公式HP

求人数51,032件+非公開求人(2024年4月時点)
対応地域札幌、東北、大宮、船橋、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、九州
運営会社株式会社メディカルリソース

「ファルマスタッフ」は、正社員のほか派遣社員の求人にも力を入れる転職エージェントです。
派遣として働きたい薬剤師のための研修が定期的に開催されています。

キャリアアドバイザーの質が高いことで知られている転職エージェントで、応募書類の添削や面接対策だけでなく、一人で面接に向かうのが不安な求職者に向けて同行サービスを実施しているのが魅力です。

またファルマスタッフには「薬トレ保険調剤」という無料アプリが利用でき、スキマ時間を活用して薬剤師の実務に関する学習ができます。

「派遣として働きたい」「面接が不安」という薬剤師の方におすすめです。

ファルマスタッフ公式サイト
https://www.38-8931.com/

薬キャリAGENT|病院薬剤師に強い

薬キャリエージェント

(出典:薬キャリAGENT公式HP

求人数常時60,000件以上保有
※求人総件数常時60,000件以上のうち、7,433件ほど全体の約3割が高年収求人(年収600万円以上)です。2024年4月26日時点。
対応地域全国(関東、東海エリアが中心)
運営会社エムスリーキャリア株式会社

「薬キャリAGENT」は、エムスリーキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。

医療機関との太いパイプがあることから、病院薬剤師の求人を豊富に取り扱っています。

希望に沿った求人を紹介してくれるほか、登録すればオンライン講演会や医療現場に関する最新情報を定期的に知らせてくれる点がメリットです。

ママ薬剤師に強い転職エージェントとしても有名で、「託児所あり」「産休・育休実績あり」といったママ薬剤師の嬉しい条件で検索できます。

病院薬剤師へ転職したい人は、まず薬キャリAGENTに登録をしてみましょう。

友達に紹介されて登録しました。
すぐにたくさんの求人を紹介していただき、内情もバッチリ教えていただきました!
担当は知識も豊富で不安なことにもすぐお答えいただきました。
数社比較して転職先を決めたので満足度もバッチリです。もしまた転職することがあれば利用させていただきます。

みん評

ブランクが10年以上あり不安でしたが、思い切って登録してよかったです。以前の仕事内容をコンサルタントの人に話してどのような職場に適しているか探してもらいました。勉強会には参加しませんでしたが、研修制度なども受けることができ、自信をもって再就職することができました。

みん評

薬キャリAGENT公式サイト
https://agent.m3career.com/

病院薬剤師ドットコム|転職に役立つ情報が満載

病院薬剤師ドットコムのLP

(出典:病院薬剤師ドットコム公式HP

求人数約1,400件+非公開求人(2024年4月時点)
対応地域札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
運営会社株式会社メディウェル

「病院薬剤師ドットコム」は、「アイン薬局」のグループ会社が運営する転職エージェントで、医療分野に関して数々の事業実績があります。

熱意のあるサポートが好評で、初回面談後にキャリアアドバイザーが積極的に求人紹介を行ってくれるのが特徴です。

また転職に役立つ情報が多く、サイトでは転職成功者の声を掲載して独自の調査により病院のリアルな情報を保有しています。

すぐに転職を考えていない薬剤師の方も、登録しておけば有益な情報を入手できます。

私は大手の調剤薬局に勤めていたのですが、給料は納得していたものの、残業の多さに不満を感じていました。そして転職しようと決意し、自分一人だけでは不安だったので、ネット上でたまたま発見した薬剤師転職ドットコムに登録しました。
その後、担当のコンサルタントから希望条件に合う求人をいくつか紹介してもらいました。特定の求人を押し付けられるのではなく、いくつかの求人から選べる形になっていたのがとても良かったですね。おかげ様で、地元で評判の良い中規模の薬局に転職することができました。給料は少し減りましたが、残業がほとんど無いので満足しています。

みん評

普通に転職活動しただけでは得られないような、非公開の求人情報を確認できるところが魅力です。非公開の求人は好条件であることが多いので、それを紹介してもらえるということはチャンスが広がります。
実際、普通に調べただけでは掲載されていなかった求人を、いくつも紹介していただきました。条件面での交渉もコンサルタントが代行してくれるので、より希望に沿った形で転職できます。

みん評

病院薬剤師ドットコム公式サイト
https://www.ph-10.com

転職エージェントを利用した転職活動の進め方

ここでは転職エージェントを利用した場合の転職活動の進め方について、簡単に紹介していきます。

  1. 利用したい転職エージェントに登録する
  2. キャリアアドバイザーとの面談
  3. 面談の内容を元に求人紹介・応募
  4. 面接
  5. 内定・入社

基本的に登録・面談・求人紹介など提供されているサービスは無料で受けることが可能です。

転職に関することであれば網羅的にサポートが受けられるので、「病院のことを理解していないので不安」「自分の強みがわからない」といった悩みも相談できます。

既卒からの就職活動に不安がある方は、ぜひ利用してみましょう。

転職エージェントは「非公開求人」も必ずチェック

薬剤師が転職エージェントを利用する際は「非公開求人」にも注目しましょう。

非公開求人には、病院薬剤師が気になる年収や働きやすさの面をカバーできる好条件な求人に出会える可能性があるからです。

非公開求人とは公に公開されていない求人のことで、職場にいる薬剤師には情報を伏せたいという理由があります。

これから転職を目指す薬剤師の方は公開求人に加え、非公開求人にも目を向けてみましょう。

薬剤師の病院転職に関するQ&A

薬剤師の転職回数に関するQ&Aを紹介します。

病院薬剤師に求められるスキルは?

病院薬剤師はコミュニケーション能力が求められます。
調剤薬局以上にチームで仕事を進める必要があるからです。

患者情報の共有や医療チーム全体でのカンファレンスが行われていて、医療チームのスタッフ同士は全員が対等な立場で意見交換をする場面も多々あります。

コミュニケーション能力以外には、薬剤や注射の取り扱いに関する知識も必要となってくるでしょう。

病院から調剤薬局へは転職できる?

病院の経験があれば調剤薬局への転職はしやすいでしょう。

調剤薬局は医療機関というよりもサービス業の色合いが強いため、どれだけ処方箋枚数を増やせるかが重要で患者さんへの接し方が重要になってきます。

また入院患者さんに調剤を行う病院と違い、薬局の場合は患者さんがカウンターで待っていることも多いのでスピーディーな業務が必要です。

病院から企業へは転職できる?

病院薬剤師から企業薬剤師へは転職可能です。

病院で培ったコミュニケーション能力は、対人業務が多い企業でも大きなアピールポイントとなります。

それに加え企業では、パソコンスキルや自動車運転免許が必要となってくるケースも多いでしょう。

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派遣として病院薬剤師に転職できる?

紹介予定派遣の場合は、病院派遣薬剤師として勤務できます。

紹介予定派遣とは、まずは一定期間(最長6ヶ月)派遣社員として勤務した後、派遣社員本人と勤務先との同意が得られた際、直接雇用に切り替えられるシステムです。

また休職する薬剤師の代わりとして勤務するときも、病院の派遣薬剤師として働くこともできます。

今回ご紹介している「ファルマスタッフ」は派遣求人にも力を入れているので、ぜひチェックしてみてください。

病院とクリニックの違いは?

病院と似た施設にクリニック(診療所)がありますが、異なるのは入院患者用のベッド数です、

複数の診療科と20以上の病床を持つ医療機関は病院であり、病床数が19以下の有床診療所はクリニックと定義されています。

また病院は急性期・慢性期のどちらも対応していますが、クリニックはかかりつけ医院の色が強く慢性疾患の治療が中心です。

薬剤師が病院に転職しやすい時期は?

薬剤師は7月から10月が転職しやすい時期です。
この時期にボーナスをもらってから辞める薬剤師が増える傾向にあります。

そのため積極的に採用をしない病院でも求人を募集することがあるでしょう。
また1月から3月も同様に薬剤師が辞めてしまう時期であり、転職しやすくなります。

薬剤師の転職に有利で最適な時期はいつ?成功しやすいタイミングを徹底解説

新卒でも病院薬剤師になれる?

病院薬剤師は経験者が採用されやすいのは事実ですが、新卒でも病院薬剤師になれます。

実際に新卒採用を行う病院があるからです。

新卒の場合、自分で病院へ連絡をとって募集しているかどうかを確認するほか、日本病院薬剤師会や転職エージェントを使って探す方法があります。

メリットやデメリットを知った上で病院への転職を目指そう

薬剤師が病院へ転職すると、他の勤務先では経験できないやりがいのある仕事を任されるのがメリットでしょう。

しかし不規則な勤務や人間関係に悩まされている人も数多くいるので、自分にとって働きやすい病院を探すことが大事です。

一人で転職活動を進めるのが不安な方は、サポートが充実している転職エージェントを頼ってみても良いでしょう。

今回の記事が、これから病院薬剤師への転職を目指す人の参考になれば幸いです。

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設立 2016年4月12日
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本社所在地〒105-0003
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〒781-5232
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