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薬剤師の転職理由や志望動機の上手な書き方を知りたい!すぐに使える回答例を一挙紹介

薬剤師の転職理由・志望動機

薬剤師の方の中には、「転職理由や志望動機の書き方がわからない」と困っている方も多いでしょう。

本記事では、採用担当者に好印象を与える転職理由や志望動機の伝え方を徹底紹介します。

そのまま使える回答例もあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【当記事の執筆・運営者】

当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。

株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可労働者派遣事業許可】取得企業です。

転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。

【この記事の監修者】

監修者:鈴木けんすけさん

株式会社hitocolor
代表取締役社長  鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。

【経歴】

1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

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【会社HP】
株式会社hitocolor

Contents

薬剤師の志望動機の回答例|転職理由ランキング別

薬剤師の志望動機回答例(転職理由別)

まずは薬剤師の転職理由ランキング別に面接時に活用できる回答例を紹介します。

採用担当者が見ているポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

人間関係の相性の悪さ

薬剤師に限らず多くの職種で転職理由の上位に挙げられるのが、人間関係の相性の悪さです。

調剤薬局やドラッグストアは職員の数も少なく距離も近いため、自分と馬の合わない社員と一緒に働くことで受けるストレスは人一倍。

また病院やクリニックなどでは、看護師・医師など様々な立場の人が混在しています。
それぞれ仕事内容が異なるため、業務を通して良好な人間関係も築きづらいでしょう。

専門性が高く人の命に関わる業務であるがゆえに上下関係が厳しいことも要因の1つです。

採用担当者が見ている点

人間関係が退職理由の場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 人間関係による悩みを他責にしていないか
  • 問題解決のために自分でできる努力をしたのか
  • 今後、良好な人間関係を築くためにどんなことに気をつけようと思っているのか

人間関係を転職理由として話す場合は、とにかく問題の原因を他責にしないことが重要です。

これまでを振り返り自分にも反省すべき点があれば、「〇〇な部分が不足していたため、今後は△△に取り組み改善したい」など明確にアピールします。

「転職後は良好な人間関係を築いていくために〇〇に気をつけたいと思っている」と、解決策を具体的に説明するとより好印象を与えやすくなるでしょう。

面接回答例・履歴書記載例

  • 前職場ではチームでの業務よりも個人のスキルを優先した形で仕事をしていましたが、今後は綿密なコミュニケーションを図りながらチーム医療の一員として働きたいと思い転職を決意いたしました。
  • 前職では直属の上司に従って仕事をしていました。経験値や知識を元に指導を受けられるのはとてもありがたくやりがいもありましたが、この先はもっと自分自身で考えて行動できるような環境でスキルアップを目指したいと思い転職を決めました。

待遇への不満

待遇に関する不満を理由として転職を考える薬剤師の方も多く目立ちます。

特に病院・クリニック・調剤薬局勤務の場合、ドラッグストアや製薬会社に比べて年収が上がりにくいです。

薬剤師都道府県別不足割合(出典:平成30年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況

また人員不足が叫ばれている地方では、薬剤師の数が足りていないところも多数。
残業過多・休日取得が困難になるといった問題に直面しているところも多いです。

採用担当者が見ている点

待遇への不満が退職理由の場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 要求だけでなく会社に対してしっかり貢献してくれるのか
  • 業務やスキル向上に対する意欲が備わっているか
  • 条件がいい会社を見つけたらまたすぐに辞めてしまわないか

重要なのは待遇改善を求めているだけでなく、それに見合う貢献をしたいという求職者自身の業務への意欲を示すことです。

「要求ばかり求めてくる」と思われてしまうことのないよう、転職理由を伝える際にはしっかりアピールしておきましょう。

また条件を求めて転職した人は、「好待遇の求人を見つけたらすぐに退職するのでは?」と思われがち。

長く働いてこの会社に利益を還元したい」という意思を伝えることもポイントでしょう。

面接回答例・履歴書記載例

  • 貴社が力を入れている社員の評価体制に共感し、ここでなら自分の仕事を正当に評価してもらえると思ったため転職を決意いたしました。
  • 仕事とプライベートのメリハリをつけてより集中して薬剤師としての業務に取り組める環境で働きたいと思い、転職を決めました。

環境・生活の変化

自身の環境や自身の生活リズムの変化を理由として転職を決意される薬剤師の方も多数います。

具体的には結婚・出産・育児などのライフイベントの発生や、両親や家族の介護など。

年齢を重ねるほど環境が変化する機会は多くなります。
自分の意思に反して転職を余儀なくされるいう薬剤師の方も少なくないでしょう。

採用担当者が見ている点

環境・生活の変化が退職理由の場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 家庭の都合で早退・欠勤となる可能性はどのくらいあるのか
  • 育児や介護の場合は周りの協力を得られているのか

基本的に自分の意思だけではどうにもならない転職理由のため、退職理由としては採用担当者にもマイナスなイメージを与えにくいです。

しかしこれらが転職理由の場合、周りの協力が得られていることをアピールする必要があります。

企業は急な早退や欠勤が多い薬剤師の採用は避けたいため、そうならないように手を打っていることは事前に伝えるようにしましょう。

面接回答例・履歴書記載例

  • 結婚を機に引越しをしたため、新居から通いやすい職場へ移り今後自分のキャリアを発展させたいと思い転職を決意いたしました。
  • 親の介護が必要になったため、地元で両親と暮らしながら長く働ける職場に移りたいと思い転職を決意いたしました。

異動を命じられた

異動を命じられたことがきっかけで、転職を決意する薬剤師の方も少なくありません。

特に店舗数の多いドラッグストアや全国展開している調剤薬局は、数年単位で異動命令が出る場合が多いです。

中には「就職時は異動なしだったのに数年後の会社経営の方針が変わったことにより、異動を命じられた」という薬剤師の方もいます。

採用担当者が見ている点

異動を命じられたことが退職理由の場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 会社に対する貢献意欲はどのくらいあるのか
  • なぜ異動を拒むのか
  • 今後必要があれば異動命令に対応してもらえるのか

転職理由としてそのまま「異動命令が嫌だったので退職しました」と言うのはNGです。

採用担当は「何故異動をしたくないのか」「会社への貢献意欲はどの程度備わっているか」という部分に注目しています。

異動を希望しないことは伝えつつ、会社に対する貢献意欲が十分あることをメインにアピールできると良いでしょう。

また異動のない職場を希望する背景まで併せて答えると、より採用担当者の不安を解消しやすいです。

面接回答例・履歴書記載例

  • 家庭の都合上自宅から通える範囲での勤務を希望しており、地元に根ざして長く働きたいと思ったため転職を決意いたしました。
  • 1つの職場で長く働くことで、その地域に根ざした仕事ができると考えております。町の薬局の薬剤師として地元の方に安心して頼ってもらえるような存在になりたいと考えているため、異動のない職場への転職を決めました。

やりがいを感じない

仕事へのやりがいを感じられなくなって転職を決意する方も多くいます。

取り扱う薬品の種類や対応する患者さんもある程度決まってくることが多く、同じような業務が続いてしまうというのが大きな原因。

「これまでとは異なる薬品の知識を身に付けたい」「幅広い業務を経験してキャリアアップを目指したい」という思いで転職を決意する傾向にあります。

採用担当者が見ている点

やりがいを求めて前職を退職した場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 今後のキャリアプランや目標が明確かどうか
  • 自分の希望した業務以外でも意欲的に仕事ができるのか

一見ポジティブなイメージを持ちやすい転職理由ですが、場合によってはマイナスな印象を与える可能性も秘めています。

「自分の希望する業務でなければやりがいを見出せないのでは?」と思われることもあるため、転職理由を説明する際は要注意。

異動を申請した・スキルアップのために勉強をしたなど、前職で行った努力があれば具体的エピソードを交えて説明すると良いでしょう。

面接回答例・履歴書記載例

  • 前職では取り扱う薬の種類が少なく、毎日の業務に物足りなさを感じていました。より幅広い薬品の知識を身に付けて専門性を高めたいと思い、転職を決意いたしました。
  • 前職場は処方箋の数も少なく業務の大半がルーティンワークとなっており自分の思うようなスキルが磨けないと感じました。自力で様々な薬品について勉強してみましたが独学だけでは知識の習得に限界があると感じ、転職を決意いたしました。

夜勤がある

前職で夜勤があることを理由に転職を決める方も、薬剤師の転職理由として多め。

これらの転職理由は、特に夜間営業のドラッグストアや24時間体制の救急病院に勤務している薬剤師の方に多いです。

夜勤の勤務は、夜勤手当により年収アップには期待できます。
しかしワークライフバランスが保ちにくいため、夜勤なしを希望する方が多いのです。

採用担当者が見ている点

夜勤があったこと原因で前職を退職した場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • シフト勤務に対しての抵抗感はないのか
  • 家庭の事情などで勤務時間に制限があるのか

基本的に「夜勤なし」の求人に応募すれば、夜勤を希望しない旨を伝える必要はありません。

しかし転職理由を聞かれることもあり、以下のようにマイナスイメージにとらわれる可能性もあります。

  • 「勤務時間に制限があるのでは?」と思われる
  • 体力面での不安を理由にする場合は「体調を崩しやすいのでは?」と思われる

夜間勤務以外であれば勤務時間に制限がないことをアピールして、シフトにも柔軟に対応できる旨を伝えてください。

「日勤でしか身に付けられないスキル」と絡めて伝えられると、なお好印象を与えることができるでしょう。

面接回答例・履歴書記載例

  • 前職場では夜勤があったのですが、人員不足だったこともありかなりのスパンで日勤と夜勤を繰り返していました。非常にやりがいのある仕事ではありましたが、肉体的に少し厳しいと感じたため転職を決意いたしました。
  • 前職場では夜間勤務で緊急度の高い患者さんに対して迅速な調剤スキルを磨いてきましたが、今後はより丁寧且つ綿密なコミュニケーションをとりながら1人1人の患者さんと深く関われる職場で働きたいと思い転職いたしました。

仕事量が多く超過勤務が辛い

幅広い業務に携わるドラッグストア・製薬会社勤務の薬剤師の方に多く見られるのが、仕事量の多さによる転職です。

ドラックストア・製薬会社の勤務の場合は、基本的な薬剤師業務に加えてその職場特有の業務をプラスで行います。

これにより「仕事量が多くて辞めたい」と感じる方が多いのです。

採用担当者が見ている点

仕事量が多く超過勤務が辛いことを退職理由として述べた場合、採用担当者がチェックしているポイントは以下です。

  • 業務に対する意欲はどのくらいあるのか
  • 前職場の仕事量は具体的にどのくらいだったのか
  • 体調管理はしっかりできるのか

「仕事量が多かったから退職した」というだけでは、採用担当は納得しません。
それどころか業務に対する意欲や志望度が低いととられてしまうリスクも。

上記を転職理由として挙げる際は、仕事量多さが異常レベルで多い必要があります。
それが証明できるのであれば、具体的な数字を述べて伝えましょう。

ただしあくまで事実を述べる程度にし、前職の悪口を言っているという印象を与えないよう注意してください。

また超過勤務が減ることにより叶えられる目標に焦点を合わせることで、よりポジティブな印象を与えられます。

面接回答例・履歴書記載例

  • 前職は非常に多忙な職場であったために、月の残業時間が平均して100時間ほどでした。自分のキャリアのために業務外でも自己学習をしていましたが、残業が多くなかなか自由時間が取れないため、転職を決意いたしました。
  • 前の職場では個人プレーの傾向が強く、幅広い業務を全て1人で熟していました。しかし今後は専門薬剤師の資格を取得して、自分の強みを活かしながら薬剤師としての業務にあたりたいと考え転職をいたしました。

薬剤師の志望動機の回答例|パターン別

薬剤師の志望動機回答例(パターン別)

ここからは薬剤師転職で役立つ志望動機を、それぞれのパターン別に紹介します。

志望動機ごとに採用担当者がみているポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

新卒の場合

新卒の場合は薬剤師としてのキャリアがないため、今後のポテンシャルを評価してもらえる志望動機を作成します。

目標やキャリアプランがある場合は、きっかけや具体的エピソードも併せて伝えるとより効果的です。

採用担当者が見ている点

採用担当者が新卒の志望動機でチェックしているポイントは以下です。

  • 志望動機に説得力があるか
  • 自分の会社でどんな強みを活かしたいと思っているのか
  • 成長可能性はどのくらいあるのか

これまでの経験がない新卒薬剤師の方は、とにかく今後に対する思いや目標を志望動機の中へ具体的に落とし込むことが重要です。

新卒の場合は以下のポイントに注意して志望動機を作成しましょう。

  • 志望度や業務に対する意欲の高さを伝える
  • 自分の強みを活かせると思ったエピソードを伝える
  • 志望企業の方針が自分のキャリアプランとマッチしていることをアピールする

面接回答例・履歴書記載例

  • 私は地域医療に貢献できる薬剤師として活躍したいと思い、貴社を志望いたしました。貴社は近年ドラッグストアとして調剤併設店の全国展開に力を入れており、地域の医療発展に貢献しています。ここでなら地元の方々と信頼関係を築きながら生活に根ざした医療の提供ができると感じ、是非私もその一員として働かせていただきたいと思いました。
  • 学生の頃の〇〇の経験をきっかけに、病院薬剤師としての業務に興味を持ちました。特に貴社は最新医療の導入や働き方改革などを行なって、医療業界の発展と職員の就労環境の両方を徹底していると伺っております。大きなフィールドで薬剤師としてのスキルを一から身に付けたいと思い、今回志望させていただきました。

ママさん薬剤師の場合

ママさん薬剤師の場合はシフト制限がかかることを懸念されているので、仕事への支障がないことを伝えるのが大切です。

またたとえブランクがあったとしても、これまでのスキルやキャリアを生かして即戦力として歓迎されやすいでしょう

採用担当者が見ている点

採用担当者がママさん薬剤師の志望動機でチェックしているポイントは以下です。

  • 今後も長く勤めてくれるのか
  • シフトにはどのくらい入れるのか
  • キャリアアップに対する考えはどうなっているのか

ママさん薬剤師の場合、育児と仕事がどれくらい両立できるのかに注目しています。

少しでも採用担当を納得させられるよう、以下のポイントを押さえて志望動機を作成しましょう。

  • 育児との両立に向けた対策を具体的に説明する
  • 今後勤める中で少しずつ勤務時間を増やせるようになることを伝える
  • ブランク前のスキルやキャリアで直接活かせるものがあれば併せて記載する

面接回答例・履歴書記載例

  • 出産をきっかけに仕事をセーブしていましたが、再び薬剤師としてのキャリアをスタートさせたいと考えております。貴社の家庭と両立しながらキャリアアップを目指せる”働く女性に対する支援体制”に共感し、志望いたしました。
  • 子育てとの両立を支援しているという貴社のキャリア支援に共感し、出産前に目指していた管理薬剤師の仕事をもう一度目指してみようと思ったため志望いたしました。これまでの薬剤師としての経験や知識はもちろん出産や子育ての経験も活かしながら、さらなるキャリアアップを目標にしたいと考えております。

アルバイト・パート志望の場合

アルバイトやパート形態への転職の場合は、これまでの経験を通して業務に活かせるポイントをアピールすることをおすすめします。

採用担当者が見ている点

採用担当者がアルバイト・パートの志望動機でチェックしているポイントは以下です。

  • 勤務日数や時間などが募集要項とマッチしているか
  • これまでにどんな職場を経験してきているのか
  • パート・アルバイトを希望する理由は何なのか

アルバイト・パート薬剤師として転職する場合は、募集条件にマッチしていることが大切。

採用担当者を納得させられるよう、以下のポイントを押さえて志望動機を作成してください。

  • 募集要項に自分の条件がマッチしていることをアピールする
  • パート・アルバイト勤務を選んだ理由を伝える
  • 今後フルタイムで勤務できる可能性がある場合はそれも併せて記載する
  • 子育て中の方はどの程度シフトに入れるのかも記載する

面接回答例・履歴書記載例

  • 貴社の時短勤務が可能で、子育てとの両立が達成しやすいという点に惹かれて応募いたしました。現在は子供が幼いため時短での勤務を希望していますが、数年後にはフルタイムでの出勤も検討しています。子育ての経験を生かして地元の方と深くコミュニケーションをとりながら、信頼される薬剤師になりたいと思っております。
  • 家庭との両立をしながら、地域医療にも貢献したいと思い貴社のドラッグストアを志望いたしました。貴社は従来の薬剤師としての働き方だけでなく在宅薬剤師やかかりつけ薬剤師などとして活躍できるだけでなく、地域医療への貢献として地元の患者さんとのつながりを大事にしていると伺いました。その経営方針に強く共感し、また自宅からも通いやすい立地であることから是非こちらで働かせていただきたいと思っております。

病院志望の場合

病院薬剤師の場合は、あえて病院を選んだ理由を説明できるようにしておきましょう。

病院薬剤師の場合は、他の職場に比べて過酷なわりに給料が低いことがほとんどです。

しかし臨床経験を積みたい・より高い専門スキルを身に付けたいと、スキルアップを目指す薬剤師の方も多くいます。

採用担当者が見ている点

採用担当者が”病院勤務”の志望動機でチェックしているポイントは以下のとおりです。

  • 自分たちの医療観にマッチしているか
  • これまでのキャリアで活かせる経験があるのか
  • 病院薬剤師としての明確な目標や今後のビジョンはどうなっているのか

病院を志望する際に大事なのは、応募先の病院と自分の医療観がマッチしているのかどうか。

以下のポイントを押さえて志望動機を作成しましょう。

  • その病院を志望するに至った理由を明確にする
  • 病院の医療観と自分の考えがマッチしていることをアピールする
  • チーム医療への挑戦・入院患者さんへの専門的管理・最新医療の現場における経験など、自分のなりたいビジョンを具体的に落とし込む

面接回答例・履歴書記載例

  • 幼少期の頃に怪我をして入院した際、病院の様々なスタッフの方に親切にしていただきました。貴院は県内でも小児科の評判が高く、子どもたちの治療に力を入れていると伺っております。是非ここで私がこれまで培ってきた薬学の知識を活用し、子どもたちの助けになれたらと思い、志望いたしました。
  • これまではドラッグストアで長年勤務してきましたが、チーム医療に貢献したいと思い病院薬剤師へのキャリアチェンジを考えております。貴院の最先端の医療設備やチームで一丸となって業務に当たるという方針に強く共感し、是非私もその一員として活躍したいと思い志望いたしました。

ドラックストア志望の場合

ドラッグストア勤務の薬剤師の場合は、他の職場よりコミュニケーション能力が重視されます。

薬剤師としての調剤・服薬指導・薬歴管理の業務以外にも、OTC販売・レジ打ち・在庫管理など対お客さんと関わる機会が多め。

大人から子どもまで様々な年齢層の顧客に対応することが求められるため、コミュニケーション能力を持っていると好感が持たれやすいです。

採用担当者が見ている点

採用担当者がドラッグストアへの志望動機でチェックしているポイントは以下です。

  • コミュニケーション能力が十分に備わっているか
  • 今後マネジメントや職員の管理などにも積極的に対応してもらえるか

ドラッグストアへの志望動機では、販売員として活躍できるコミュニケーション能力の有無・販売に対する意欲が求められます。

また店舗によっては管理薬剤師以外にも、エリアマネージャーとしてビジネスに携わってくれる人材を求めている場合も。

ドラックストア勤務の場合は、以下のポイントを押さえて志望動機を作成してください。

  • 顧客に合わせた柔軟な対応ができることをアピールする
  • ドラックストアでのキャリアプランが自分の目標とマッチしていることを伝える

面接回答例・履歴書記載例

  • より地元の方にとって身近な存在の薬剤師として活躍したいと思い、ドラッグストア勤務を希望しています。貴社の深夜営業を行う店舗の増設やスイッチOTC販売の徹底など、顧客のニーズに最大限答えようという姿勢に強く共感し志望いたしました。
  • これまでは調剤薬局の薬剤師として勤務していましたが、今後は患者さんだけでなく地域の方々の健康のために尽力したいと思いドラッグストア勤務を志望するに至りました。貴社のドラッグストアには年齢層問わず様々な方が来店されているので、私の強みであるコミュニケーション能力とこれまでの調剤経験が最大限活かせると考えております。

調剤薬局志望の場合

調剤薬局勤務を志望する場合は、運営形態に合わせたキャリアプランを組み立てて志望動機を作成しましょう。

門前型調剤薬局・在宅施設調剤型薬局・一般調剤薬局など、施設形態は様々。
それぞれの施設で活かせる経験やスキルを前もって整理しておくと良いでしょう。

採用担当者が見ている点

採用担当者が調剤薬局への志望動機でチェックしているポイントは以下。

  • 調剤薬局での勤務経験の有無
  • 何故調剤薬局を志望しているのか
  • 何かしら専門的な知識や得意な領域を持っているのか

調剤薬局では運営形態ごとに、それぞれの得意領域・専門的知識を持っている方が歓迎されます。

志望動機作成の際は、以下のポイントを意識してください。

  • 志望する調剤薬局の運営形態に合わせて自分のスキルやキャリアを盛り込む
  • 何故その調剤薬局を志望したのか簡潔なエピソードがあるとなお良い
  • どのような患者さんに対して調剤業務を行いたいのかまで併せて記載すると具体性が上がる

面接回答例・履歴書記載例

  • 門前型で病院とのつながりを大事にしている貴社の調剤薬局であれば、より幅広い薬品や患者さんとの関わりを持ちながらスキルアップしていけると思ったため志望致しました。以前は総合病院の薬剤師として勤務していたため、これまでの幅広い調剤経験を活かしながらさらに深い知識の習得に励みたいと思っております。
  • 以前はドラッグストアで勤務していましたが、今後は地域の人々の健康に貢献できる仕事がしたいと思い地域とのつながりを重視している貴社の調剤薬局への転職を志望いたしました。貴社ではかかりつけ薬剤師の配置に力を入れていると伺ったため、これまでとはまた違った形で地元の医療発展に貢献できると考えております。

企業志望の場合

製薬会社や医療関連会社などへ転職を希望する場合は、目指したい職種によって志望動機の作り方も異なります。

職種活かせる経験や強み
管理薬剤師
  • コミュニケーション能力
  • 管理能力
  • 調剤薬局・ドラッグストアでの調剤業務経験
研究職
  • 研究職は基本的に調剤・服薬指導・薬歴管理の実務経験が求められる
  • 専門薬剤師や認定薬剤師の資格
  • 大学院卒であることが望ましい
MR
  • MR認定資格
  • 病院やクリニックでの調剤経験
薬事
  • 分析能力
  • 管理能力
  • 病院薬剤師のキャリア
CRA
  • 病院薬剤師のキャリア

それぞれに求められるスキルやアピールすべきキャリアも様々なので、自分のキャリアプランに照らし合わせながら考えましょう。

採用担当者が見ている点

採用担当者が企業勤務への志望動機でチェックしているポイントは以下。

  • どんな分野に専門知識を持っており、今後それらを活用してどんな働きを見せてくれるのか
  • 企業の医療観や方向性と求職者の考えがマッチしているか

企業勤務の薬剤師を志望する場合は、どんな職種でも調剤経験を重視される傾向にあります。

採用担当に優良な人材だと判断してもらうためにも、以下のポイントを意識して志望動機を作成してください。

  • 自身の調剤経験で学んだスキルをアピールする
  • これまでの経験をどのように活かすのかを関連づけて記載する
  • その企業を志望するに至った経緯をエピソードを交えながら盛り込む
  • 今後の目標・キャリアプランと結びつけることで転職意欲のアピールにもつながる

面接回答例・履歴書記載例

  • これまでは病院薬剤師として調剤・服薬指導業務をメインに行ってきましたが、患者さんに新しい薬を処方してもらったおかげで体調が良くなったと話を聞いた際、新薬開発に対する興味が湧きました。今後はこれまでの薬学の知識を最大限活かしながら、より多くの患者さんを救えるような新薬の開発に携わりたいと思い、新薬開発に力を入れている貴社を志望いたしました。
  • これまで〇〇の分野に強い関心を持っていたため、専門薬剤師の資格を取得して病院薬剤師として勤務してきました。最新の医療現場での調剤業務にはとてもやりがいがありましたが、これからはキャリアを活かして専門知識を持っている〇〇の分野の研究に力を入れたいと思い、その分野の第一人者である貴社を志望いたしました。

公務員薬剤師志望の場合

公務員薬剤師を志望する場合も、以下のように職場によって志望動機で求められるポイントは変わります。

※横にスクロールできます。

管轄業種勤務施設と活かせる経験・能力
各都道府県・市町村病院業務公立病院

  • ジャンルに囚われない幅広い薬品知識
  • 調剤薬局・クリニック・民間病院での調剤経験
行政業務役所勤務

  • 薬局やドラッグストアの勤務経験
保健所勤務

  • 薬局やドラッグストアの勤務経験
分析センター勤務

  • 食品衛生に関する知識や関連会社での勤務経験
厚生労働省国家公務員厚生労働省勤務

  • コミュニケーション能力
  • 調剤業務経験
麻薬取締官 厚生労働省勤務

  • 麻薬に関する専門知識
  • 専門薬剤師・認定薬剤師資格

それぞれの職場で求められるものが異なるため、志望動機を作成する場合は希望する職種の分析を丁寧に行った上で考えるようにしましょう。

採用担当者が見ている点

採用担当者が公務員薬剤師への志望動機でチェックしているポイントは以下。

  • 何故民間ではなく公務員志望なのか
  • 異動に対してはどのように考えているのか
  • これまでの経験で活かせるものはあるのか

公務員である以上一定期間での異動は避けられません
そこに対する採用担当者の不安を払拭できる説明が用意できるとベストです。

志望動機作成のポイントは以下。

  • あえて公務員を選んだ理由をキャリアプランと絡めて伝える
  • 異動に対して前向きな姿勢をアピールすることで好印象を与えられる

面接回答例・履歴書記載例

  • 前職の調剤薬局で得たスキルを幅広く活かしたいと思い志望いたしました。公務員薬剤師であれば市民の方と関わる機会も多く、また異動を通して様々な職場で幅広い経験を積むことができると考えております。薬剤師としての専門的なスキルのみならず、地元の医療のために自分にできることを通して地域の役に立ちたいです。
  • 新たな職場で知識を培いたいと思い、公務員薬剤師を志望いたしました。前職では薬局に勤務しており、管理薬剤師の立場として店舗運営にも一部関わっていました。異動にも柔軟に対応しつつ、薬剤師としてのスキルアップを目指していきたいと思います。

薬剤師が転職理由を伝えるポイント

転職理由を伝えるポイント

ここでは薬剤師の方が転職理由を伝える際に押さえておくべきポイントを解説します。

面接官に好印象を与えるためのコツを押さえているかが、選考通過を分ける大きな鍵です。

より有利に内定獲得するためにも、効果的な転職理由の伝え方をチェックしておきましょう。

ネガティブな転職理由でも前向きに伝える

面接官に退職理由を伝える際は、必ずポジティブに変換しましょう。

給料が低い・休みが取れない・人間関係が悪いなど、転職理由にはネガティブな原因がつきもの。

しかしネガティブな転職理由のまま伝えてしまうと、採用担当には業務に対する意欲やモチベーションが低いと捉えられてしまいます。

企業としても、成長意欲が高く今後の活躍に期待できる薬剤師を採用したいもの。
マイナスなイメージを与えてしまうネガティブな転職理由は好ましくありません

以下のような点に焦点をあて、好感をもってもらうようにしましょう。

  • 転職することで叶えたいこと
  • 今後のキャリアプラン

転職理由は本音を伝える

転職理由は、嘘をつかず本音で伝えることがおすすめです。

中には「ネガティブな理由だからあまり言いたくない」と考えている方もいるでしょう。

しかし嘘をついてごまかしたところで、転職理由に違和感をもたらしてしまいます。

嘘やごまかしが入ると転職理由と志望動機に一貫性が保たれなくなるので、採用担当を納得させられるアピールが難しくなるでしょう。

何もかもをありのまま話せば良いと言うわけではないですが、その後自分がしんどくなってしまうような嘘はつかない方が安全です。

転職後のイメージを明確に伝える

転職後のイメージを伝えることで、採用担当はその求職者を採用した後の活躍を具体的に想像しやすくなります。

薬剤師転職において大事なのは、「この薬剤師を採用すれば自社にとって利益が増える」と面接官に思わせることです。

転職後のイメージの伝え方の例は以下。

  • 管理薬剤師として〇〇のスキルを磨きたい
  • 強みである〇〇を活かして専門的な知識を高めたい

今後の目標やキャリアプランを絡めて、具体的な説明を心がけることで高い効果が期待できます。

採用担当者の刺さる薬剤師の志望動機の作り方

志望動機の作り方

ここからは採用担当者に刺さりやすい薬剤師の志望動機の作り方について紹介します。

志望動機作成時に意識しておくことで選考通過率アップも期待できるので、ぜひ参考にしてください。

その施設を志望する理由を入れる

その施設を希望する理由を含むことで、採用担当の印象に残りやすい志望動機を作ることができます。

どんな素晴らしい志望動機を書いても、「うちでなくても良いのでは?」と思われてしまったら内定獲得は不可能。

その企業でなければダメな理由を具体的に説明できるように、企業の経営理念・取り組みなどから情報を集め自分なりに整理しておきましょう。

施設の求める人材であることをアピールする

病院・施設側の求めている人物像に自身の志望動機を絡めるのも、選考突破の重要なポイントです。

独りよがりな志望動機にならないように、企業で求められている人物像を調査しましょう。

積極性・スキル・コミュニケーション能力・協調性など、評価される能力は施設ごとに様々。

企業で何故その人物が求められているのか踏まえた上で自分の強みを絡めると、採用担当にも好印象を与えられます。

他者と差別化できる特徴を入れる

他の候補者との差別化を図れることも、志望動機作成の重要ポイントです。

自身のスキルや経験をアピールすることで、個人の魅力が伝わりやすい志望動機が作れます。

自分の強みアピールする際は、応募先施設で求められている能力に見合ったものであることが大切です。

そうすることで他のライバルたちとの差別化を図れるだけでなく、志望度や成長意欲の高さを示せます。

転職理由・志望動機に迷ったら転職サイトに相談

薬剤師転職エージェントのメリット

転職理由や志望動機の作成に不安がある方は、転職サイトに相談するのがおすすめです。

転職サイトでは、転職に不安を抱える薬剤師の方とって以下のメリットがあります。

  • 応募書類の添削で上手な転職理由や志望動機の作り方を伝授してもらえる
  • アドバイザーが保有している企業や施設の内部情報を教えてもらえる
  • アピールすべき自分の強みを客観的に判断してもらえる
  • 模擬面接や面接対策シートなどを通して、より本番の面接で好感を持ってもらうための準備をサポートしてくれる
  • 転職エージェントにしかない独占求人・非公開求人も紹介される

アドバイザーは転職支援のプロフェッショナルなので、選考を有利に進めるための知識を豊富に保有しています。

おすすめの転職サイト3選

ここでは薬剤師の転職に特化したおすすめ転職サイトを紹介します。

※タップで該当箇所へスクロールします。

それぞれの転職サイトの特色を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師

(出典:マイナビ薬剤師公式HP

マイナビ薬剤師」は大手人材会社マイナビグループが運営している転職サイトです。

特徴は対面形式での綿密なキャリア面談など、丁寧な支援を重視していること。
対面によってコミュニケーションをとりやすく、転職理由作成についての相談もしやすいでしょう。

またアドバイザーは直接現場に足を運んで、職場の雰囲気・活躍できる人物像など施設の内部情報を収集しています。

現場で仕入れたリアルな声を事前に知ることで、より採用側に響きやすい効果的な志望動機を作成できます。

マイナビ薬剤師公式サイト
https://pharma.mynavi.jp/

ファルマスタッフ

ファルマスタッフのLP(出典:ファルマスタッフ公式HP

ファルマスタッフ」は、21年にも及ぶ薬剤師の転職支援実績を有する転職サイトです。

全国12箇所の拠点のアドバイザーが、現場に直接訪問して企業情報を調査
求人票だけではわからない残業実態などを教えてくれることもあります。

履歴書作成や面接対策にもそれらの内部情報を活かせるので、より企業対策を完璧にできるでしょう。

利用者の満足度は97.6%という高水準をマークしているので、転職サイト利用が初めての方・不安な方にもおすすめです。

ファルマスタッフ公式サイト
https://www.38-8931.com/

薬キャリAGENT

薬キャリエージェントのLP(出典:薬キャリAGENT公式HP

薬キャリAGENT」は、年間20,000人以上に利用されている薬剤師登録者数ナンバーワン(※エムスリーキャリア調べ)を誇る転職サイトです。

薬キャリAGENTのアドバイザーは、地域別・雇用形態別に専門チームを結成されています。
求職者の希望に合わせて、それぞれに特化した担当者がついてくれるので非常に頼もしいでしょう。

コンサルタントに対する満足度も95%(※エムスリーキャリア調べ)を誇るので、「頼れるアドバイザーと一緒に志望動機作成をしたい」という方におすすめです。

薬キャリエージェント公式サイト
https://agent.m3career.com/

転職サイト利用の流れ

ここからは薬剤師転職サイトを実際に利用する流れを紹介します。

  1. 公式ページから登録
  2. キャリアカウンセリング
  3. 求人紹介を受ける
  4. 履歴書や職務経歴書の添削・書類選考
  5. 面接対策・企業面接
  6. 内定・退職サポート

転職サイトを利用したことがない方は、利用前に一度確認しておきましょう。

①公式ページから登録

薬剤師向けの転職エージェントの多くは、公式サイトの登録フォームに必要事項を入力して登録します。

【登録時に必要になる情報】

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号・メールアドレス
  • 保有資格
  • 希望条件
  • 転職希望時期

登録完了後、1週間以内を目安に担当アドバイザーから後日の面談について折り返しの連絡がきます。

多くの転職サイトでは、対面面談・オンライン面談のいずれかを選択可能です。
希望がある方は、このタミングで担当者に伝えましょう。

②キャリアカウンセリング

担当アドバイザーとのキャリアカウンセリング(面談)では、以下の内容をメインに行われます。

  • キャリアの棚卸し:これまで経験してきた仕事を整理すること
  • スキルの確認
  • 希望条件の確認

アドバイザーの力を借りて客観的な自己分析をし、転職活動の方向性を明確化にすることが目的です。

転職活動に関する悩み事があれば、このタイミングで担当者に相談しておきましょう。

③求人紹介を受ける

キャリア面談で話し合った内容をもとに、担当アドバザイザーから求人紹介が行われます。

転職サイトの求人紹介の選択肢は、公開求人と非公開求人を合わせた全求人です。

  • 公開求人:企業名・募集要項がオープンになっている求人のこと。
  • 非公開求人:企業からエージェント側に内々に依頼されている求人。応募殺到を回避するために大企業求人や高待遇案件が多く含まれている。

また求人紹介を受ける際は、求人票には載っていない企業の内部情報を教えてもらうこともあります。

④履歴書や職務経歴書の添削・書類選考

応募する求人が決まったら、提出する履歴書・職務経歴書の作成を行います。

転職サイトでは、担当アドバイザーから企業情報を教えてもらいながら書類作成が可能。
自力での転職活動よりも有利に選考を進められるでしょう。

また書類提出時には、担当者による推薦状を同封してもらえるメリットも。

第三者の立場であるアドバイザーが「是非面接をしてほしい」と一筆添えてくれるので、採用側への印象アップを図ることができます。

⑤面接対策・面接

書類選考通過後は、面接に向けた面接対策を受けることができます。
面接対策では、質問シート作成・模擬面接の実施といったサポートを受けることが可能です。

面接同行サービスが実施されている転職サイトもあるため、面接に対して不安があるという薬剤師の方でも安心です。

⑥内定・退職サポート

面接終了後の流れは、一般的に以下のように進みます。

  1. 担当者による労働条件交渉
  2. 内定報告
  3. 退職手続き・退社
  4. 入職手続き・入社

給与・勤務時間など労働条件の面で気になる部分があれば、担当アドバイザーに伝えましょう。
転職サイトでは、担当アドバイザーが代わりに企業へ交渉してくれます。

その後内定報告を受けたら、担当者からのサポートを受けながら現職の退社手続きを行いましょう。

「上司がなかなか辞めさせてくれない」という場合でも、経験豊富なアドバイザーから退社に関するアドバイスをもらえるので安心してください。

薬剤師の転職理由や志望動機に関するQ&A

ここでは薬剤師転職に関する疑問へQ&A形式でお答えします。

気になる項目がある方は、ぜひ参考にしてください。

すぐ辞める短期離職をした薬剤師の転職理由はどうすればいい?

短期離職をした薬剤師の場合でも、転職理由はポジティブに伝えることが重要です。

短期離職をした方の場合、「またすぐに辞めるのではないか?」ということを一番に懸念されます。

採用担当者の不安を和らげるよう、以下の点に注意して転職理由を作りましょう。

  • 前向きな転職理由へ変換する
  • 退職理由の全てを他責にしない
  • 嘘はつかず正直に話す
  • 転職後の目標やキャリアプランを具体的に盛り込む
  • 職場経験の多さを強みに変換してアピールする

短期離職を複数経験しているということは、そのぶん様々な職場を経験してきたということ。

多くの職場を見てきたことによる順応性の高さやを強みとすることで、採用側へ響く転職理由が作成できるでしょう。

管理薬剤師を退職した理由はどう伝えればいい?

管理薬剤師を退職した場合、以下の点に注意して伝えましょう。

  • 退職理由前向きな言葉に言い換える
  • キャリアアップに対する姿勢をアピールする
  • これまでの経験で学んだことを伝える

どんなにネガティブな退職理由であっても、採用担当に伝える際は必ず前向きな言葉に変換しておくようにしましょう。

管理薬剤師としての経験を活かしつつさらなるキャリアアップを目指したい」という姿勢をアピールすると効果的です。

転職したいのに辞められない場合どう退職理由を伝えるべき?

上司が退職を許してくれない場合の退職理由は、正当性のある理由を前向きに話すことが大切です。

たとえ現職場に不満があったとしても、職場を悪者にして退職理由として伝えるのはおすすめできません。

とはいえうそをつく必要はないので、あくまでも「本当の退職理由をポジティブに言い換えて伝える」という認識です。

また労働者は民法上いつでも雇用契約の解除を求められるため、どうしても辞めさせてくれないという時は法律上で守られている当然の権利であることを伝えましょう。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

ー引用:民法|627条

前向きな転職理由を伝えて効率的な内定ゲットを目指そう!

転職理由や志望動機は、理想の転職を叶えるためにカギとなる項目の一つ。
自分の魅力を最大限に伝えられるよう、その方法を知っておくことが大切です。

「自力での志望動機作成に不安がある」という方は、転職エージェントを利用するのがおすすめ。

アドバイザーから得られる様々なメリットを通して、より有利に転職活動を進めましょう。

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