「転職相談をしたいけど、誰に相談するべき?」
「職場の人に転職の話をするわけにもいかないし…」
など、狭いコミュニティの中で働く薬剤師の方が転職相談で悩む場面は少なくありません。
本記事では、薬剤師の方が転職を考えるきっかけ別におすすめの相談相手を徹底紹介します。
信頼できる相談先を見つけたい方・転職活動に不安がある方はぜひ参考にしてください。
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【当記事の監修者情報】
株式会社hitocolor
代表取締役社長 鈴木けんすけ
2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。
「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。
【経歴】
1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。
【会社HP】
株式会社hitocolor
薬剤師が転職の際によくする相談内容
まずは薬剤師の方々が転職をする際によくする相談内容についてご紹介します。
それぞれの転職悩みを解説していくので、当てはまる項目がある方は是非参考にしてください。
気の合わない人間関係が嫌で転職したい
職場の上司との折り合いが悪く、人間関係の悩みが絶えない。職場全体の雰囲気も暗く風通しも悪いため、コミュニケーションが取りにくい環境なのが悩み。店長やエリアマネージャーにも相談しているものの、あまり状況の改善が見込めないのでもういっそのこと転職したいと思っている。
ー35歳 女性 東京都 独自アンケート
薬剤師が転職を考えるきっかけとして、人間関係の不和やトラブルはよくあるケース。
一般的に薬剤師の勤務する職場は小規模且つ閉鎖的であり、他業種と比べて人間関係の不和が起こりやすいです。
また、調剤補助員・事務員・販売員など様々の職種の人が混在している職場であれば、派閥ができてしまうことも。
職場の人間関係に悩んでいる場合は、まず自分自身の行動を振り返るのが大事。
関係改善のために自分が直せる部分がないか考えてください。
日頃の挨拶を心がけたり、コミュニケーションをとる時間を増やしてみると効果的です。
それでも業務に支障をきたすほどの悪い関係が続くようであれば、別の職場への転職を検討してください。
年収がなかなか上げらないから転職したい
新卒で入社した時は周りの同年代に比べて年収が高いと感じていたが、その後昇給や昇格のチャンスがほとんどなく年収アップに期待できないのが悩み。実際自分より年収の低かったはずの他業種の友人にも追い抜かされて、このままだとずっと年収が上がらないのではと不安になる。
ー32歳 男性 北海道 独自アンケート
勤続年数に対して年収が思うように上がらないのもよくある薬剤師の転職理由。
”高給取り”のイメージが先行している薬剤師ですが、あまり昇給がない職場も多いです。
以下に薬剤師の平均年収データをまとめましたので、参考にしてください。
20代×女性 | 約403万円 |
30代×女性 | 約493万円 |
40代×女性 | 約562万円 |
50代×女性 | 約615万円 |
20代×男性 | 約384万円 |
30代×男性 | 約566万円 |
40代×男性 | 約627万円 |
50代×男性 | 約695万円 |
(引用:e-Stat 政府統計の総合窓口)
ただし、上記を参考にして現在の年収が妥当なら、一度立ち止まったほうがいいでしょう。
転職してもさほど給料が変わらない可能性もあるため、年収の少なさを理由に転職すべきなのか慎重に判断しましょう。
管理薬剤師になれないから転職したい
管理薬剤師のポストになかなか空きが出ず、キャリアアップには時間がかかりそうだと感じる。また上長の推薦がないと管理職へ昇格できないという公平ではない評価制度にも違和感があり、もっと自分のキャリアアップを目指しやすい職場に転職したいと考えている。
ー37歳 男性 静岡県 独自アンケート
今の職場で管理薬剤師へのキャリアアップが難しいのも、薬剤師が転職を検討する理由の1つ。
管理薬剤師などの管理職はポストに限りがあるため、「長年同じ職場にいれば必ず昇進できる」というわけではありません。
管理職を狙いたいなら、異動願いを出して裁量が大きいポジションに移動できないかを直談判してみましょう。
それでも思うようなキャリアアップの道が見えてこないという場合は、今よりも高いポジションを募集している職場に転職するのがおすすめです。
学べる薬が少なく将来が不安になったから転職したい
整形外科勤務の薬剤師だと取り扱いのある薬の種類に限りがあり、広い知識を身につけられない。より多くの薬を取り扱う内科へ転向して、もっと薬剤師としての基礎的なスキルを高めたいと考えている。
ー28歳 女性 東京都 独自アンケート
今の業務内容や職場では薬剤師として将来性が感じられないというのも、転職を考えるきっかけの1つ。
環境によって扱う薬の種類やその量に差があるため、知識や経験に偏りが出てしまうことも。
「学べる薬が少ない」「勤続年数のわりに経験不足なのでは…」と不満を抱える方もいます。
もっと広くスキルを身に付けたいなら、まずは上司に異動希望を出してみるのがおすすめ。
グループ展開している施設や提携施設があれば、転職せずにスキルを磨くチャンスになるでしょう。
異動先がない・異動しても同じ薬についてしか学べないという場合は、目標のスキルアップのチャンスが見込める職場への転職を検討しましょう。
コロナの影響を受けて仕事が少なくなったから転職したい
受診者の数が減ったことにより薬剤師の人員調整のためシフトが削られてしまった。パート勤務でシフトに入れないと生活が厳しいので、コロナの影響を受けにくいと言われているドラッグストアへ転職したい。
ー36歳 女性 新潟県 独自アンケート
新型コロナウイルスの影響により仕事が少なくなってしまったことも、薬剤師が転職を考えるきっかけの1つ。
特に病院・調剤薬局勤務の薬剤師は新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、受診患者の激減に伴い、薬剤師の院内での需要低下も顕著になっています。
中でもパートや派遣などの非正規雇用の方は思うようにシフトが入れられず、給与が大幅に下がったというケースも多いでしょう。
新型コロナウイルスの流行が落ち着く見込みがないため、安定感を求めるなら感染症等の影響が少ない職場へ転職を検討するのがおすすめです。
薬剤師の転職相談にのってくれる人
転職に関する相談をしたいという場合は、主に以下の2つの方法が活用してみましょう。
※相談相手名タップで詳細ページにスクロールします。
相談相手 | サポート量 | おすすめの人 |
各都道府県の薬剤師会 | △ |
|
薬剤師専門の転職サイト | ◎ |
|
転職活動に慣れている人は各都道府県の薬剤師会がおすすめで、転職活動に不安を抱えている人は転職サイトがおすすめです。
各都道府県の薬剤師会
薬剤師会では、一般的に相談窓口での求人紹介や転職相談のサポートが受けられます。
サポートの受付は、各都道府県にある窓口・もしくは公式サイト上から申し込み可能です。
- 地域に根ざしたサービス提供しているため、地域特有の情報に詳しい
- 都道府県ごとにサポート内容が異なる
といった特徴があります。
ただし、履歴書添削や面接対策などの転職支援を一切行なっていないので要注意。
「これまでに転職経験がある」という方には向いていますが、徹底的な転職支援が欲しいという場合には頼りなさを感じてしまうでしょう。
薬剤師専門の転職サイト
転職サイトは、転職相談・求人紹介・選考支援など内定獲得まで一貫したサポートが受けられます。
特に薬剤師の転職に使うなら、業界特化・業界専門の転職サイトがおすすめ。
エージェント型転職サイトなら、転職エージェントが下記のようなサポートをしてくれます。
- 応募先の内部事情に精通しており、雰囲気など詳しく教えてくれる
- 応募先に合った自己PR作成を手伝ってくれる など
「転職を決断してから利用するもの」という認識を持つ方も多いですが、「今転職するべきなのか」という悩みも相談できるので転職するべきか迷っている方でも気軽に利用ができます。
転職相談で薬剤師転職サイトがおすすめな理由
総合的に考えると、薬剤師の方が転職活動をするなら薬剤師専門の転職サイトの活用がおすすめです。
ここからは、薬剤師の転職相談に転職サイト利用のメリットについて詳しく解説します。
転職サポートの全てが完全無料
転職サポートの全てが完全無料で受けられるのは、転職サイトを使う大きなメリット。
求人紹介・選考対策など手厚いサポートが受けられるため、「料金がかかる」と思っている方もいますが、転職サイト登録から内定獲得までのすべてを一切無料で支援してもらえます。
一人では大変だった情報収集や選考対策も無料でサポートしてもらえるので、使わない手はないと言えるでしょう。
キャリア相談ができる
転職のプロにキャリア相談できるのも、転職サイトを使うメリット。
キャリア相談では転職先の希望条件を話し合うだけでなく、今後のキャリアプランや「今の会社を本当に辞めるべきなのか」といった相談をすることができます。
アドバイザーは薬剤師転職に精通したプロなので、求職者自身がまだ気づけていない強みを見つけつつ総合的な判断をもらうことが可能です。
転職は今後の人生を大きく左右するものでもあるため、今後のキャリアプランが充実するよう慎重な判断をしていくことが重要でしょう。
履歴書の添削や面接対策が充実
転職サイトを利用すると、書類添削や面接対策のサポートが受けられるのもポイント。
コンサルタントは企業の雰囲気・求められている人物像・労働実態など、細かな内部情報まで豊富に保有しています。
保有している内部情報から「企業側に響きやすい履歴書や職務経歴書書き方」といったことを教えてくれるので、より選考通過率を高められる書類を作ることが可能です。
また、転職サイトによっては模擬面接などの面接対策を受けられることも。
採用担当者に良い印象を与える回答のアドバイスや、担当者の面接同行などのサポートを受けられます。
条件交渉の代理をしてくれる
担当コンサルタントが求職者に代わって内定後の条件の交渉をしてくれるのも、転職サイトを使うメリットの1つ。
「もう少し給与を上げたい」「勤務時間の相談がしたい」といったデリケートな条件交渉もコンサルタントが代わってくれます。
自分1人で転職活動を行うよりも高待遇で働けることもあるでしょう。
非公開求人が選択肢として増える
転職サイトを利用すると、非公開求人が選択肢として増えるのがポイント。
非公開求人とは、企業から転職サイトへ内密に依頼されている求人情報のこと。
これらが求人探しの選択肢に増えるメリットには以下のようなものがあります。
- 出会える求人数が増え、自分のキャリアの可能性が広がる
- 非公開求人には優良企業や高待遇施設の求人が多く、良い条件の転職先が見つけやすい
- 公開求人よりも倍率が低く、選考通過しやすい
ホワイト求人やレア求人が紛れていることもあるので、より待遇の良い転職先を探したい方はぜひチェックしてみましょう。
薬剤師転転職サイトで相談する際の注意点・対処法
ここからは薬剤師転職サイトで相談をする際に、注意しておきたいポイントと対処法について解説します。
希望どおりの求人が来ないこともある
転職サイトを利用しても、場合によっては自分の希望どおりの求人が紹介されないこともあるので注意。
転職サイトは、募集企業から「こういった人材がほしい」といった要望を受けています。
たとえ求職者が応募を希望したとしても、応募先の希望条件をクリアしていなければ選考に進めてくれないこともあります。
あまりにも高望みしすぎてしまうと「求人紹介が全くされない」ことになりかねません。
どうしても譲れない希望条件は1~2個に絞るのが、上手な転職サイトの活用法です。
相性の悪いコンサルタントにあたる可能性がある
転職サイトでは、場合によっては相性の悪いコンサルタントが担当者となる可能性があります。
- 自分の希望に合わない求人を紹介される
- 職場との間にミスマッチが起きる
などのリスクがあるので、担当者との相性は重要です。
よりよい転職活動をするためにも、コンサルタントに違和感を感じたら速やかに担当者の変更申請を出してください。
申請方法はサイトごとに異なるので確認しておくのがおすすめ。
一般的には「担当者に直接申し出る」「公式サイトから問い合わせる」という方法で変えられることがほとんどです。
転職を成功させる薬剤師転職サイトの活用方法
薬剤師向け転職サイトを最大限に活用する方法を紹介します。
転職成功を分ける大きなポイントになるため、転職サイトを利用したことがある方も初めての方もここで改めておさらいしましょう。
「最重要視している希望」「細かな希望」を分けて伝える
希望条件が複数ある場合は、優先順位をつけて希望条件を伝えるのがポイントです。
求人のミスマッチを最小限に抑えるために、「この条件に合っていなければ応募しない」という意思をコンサルタントに伝えてください。
逆に、重要視している条件が多く当てはまった場合、なるべく希望に近い求人に絞ってもらうために「細かな希望」も伝えておくと効果的。
「最重要希望」「細かな希望」をわけて伝えると、より希望に近い求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。
面談時に転職したい時期を伝える
キャリア面談の際には、自分が転職を希望する時期を明確に伝えておくのが大切です。
早く転職したいのか・情報収集をしながらゆっくり検討したいのか、求職者が希望する方向性によってコンサルタントの対応も大きく変わります。
基本的には「いいところがあれば今すぐに転職したい」と伝えることで、転職の熱意が伝わりコンサルタントからもより手厚い転職支援を受けやすくなるでしょう。
対面や電話での相談を利用する
転職サイトを利用する際は、できる限り対面や電話でキャリア相談するのが大前提。
キャリア相談の形式は他にもメール・LINEなどが活用できる転職サイトもありますが、限られた文面でのやりとりは情報の共有を難しくさせる側面も持ち合わせています。
特に転職活動に対する不安がある方は対面・電話で面談するのがおすすめです。
相手とリアルタイムでコミュニケーションを取れる対面や電話であれば、不安を最大限に解消できるでしょう。
最低3社の転職サイトに相談
転職サイトに登録する際は1社のサービスだけではなく、情報過多に陥ることなくスケジュール管理もしやすい3社程を併用しましょう。
複数の転職サイトを併用することで得られるメリットは、大きく分けて2つあります。
- 出会える求人数が増えることで自分のキャリアの可能性も大きく広がる
- 自分に合ったコンサルタントやサービスを見分けやすくなる
薬剤師向け転職サイトと言ってもその特徴はサイトごとに異なるため、キャリアの方向性に合わせて適宜使い分けるのが大切です。
薬剤師転職サイトを利用した転職活動の進め方
薬剤師向け転職サイトを利用した場合の転職活動の流れについて紹介します。
- 登録
- 面談・キャリア相談
- 求人紹介
- エントリー
- 選考
- 内定&退職交渉
①登録
転職サイトの利用を開始するには、公式サイト上で会員登録を行う必要があります。
一般的には以下のような項目の入力を求められるので、スムーズな入力作業ができるよう情報を整理しておきましょう。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号
- 保有資格
- 経歴
- 学歴
- 転職希望時期
- 希望条件
登録が完了すると後日担当となるコンサルタントから電話もしくはメールにて連絡が来ます。
登録した情報の確認と今後の面談のスケジュール調整を話し合いましょう。
②面談・キャリア相談
面談は求職者の希望に合わせて対面・電話・メール・LINEなどに対応してくれる転職サイトもあるので、希望があれば事前にその旨を伝えましょう。
以下の表は代表的な薬剤師向け転職サイトの面談方法一覧となっているので、気になる方は是非こちらの情報を参考にしてください。
転職サイト | 面談方式 |
マイナビ薬剤師 | 対面推奨だが希望者は電話・メール |
ファルマスタッフ | 対面推奨だが遠方在住者や特別な理由がある方は電話 |
薬キャリAGENT | 電話・メール |
リクナビ薬剤師 | 都心部のみ対面・それ以外はメール |
面談ではキャリアの棚卸し・希望条件の確認をメインに話し合いを進め、今後の転職活動の方向性を決定していきます。
別項目でも解説したとおり、コンサルタントに希望条件を伝える際は必ず優先順位を意識しながら提示しましょう。
③求人紹介
面談で共有した希望条件や本人の適性を元に、担当コンサルタントによる求人紹介が行われます。
求人紹介数に上限はないものの、一般的には5~10件程度の求人を紹介される場合が多いです。
転職サイトでは公開求人と非公開求人という幅広い選択肢の中から紹介されるため、より自分のニーズに合った職場が見つけやすいという特徴があります。
求人紹介のタイミングでその企業の特徴・職場内の雰囲気などを教えてもらえるため、応募前に企業とのマッチ度を知ることができ効率よく転職活動を進められます。
④エントリー
転職サイト側が代わりに企業へエントリーを行い、本格的な選考に突入します。
たとえ紹介された求人が気に入らなかったとしても、担当コンサルタントにその旨を伝えれば再度求人紹介をしてもらえるので安心してください。
また、応募者の人柄・スキル・強みなどが記載が書かれた推薦文が応募書類に同封されます。
面接では、推薦文の内容を元に質問が構成されることが多いので、コンサルタントに頼んで事前に推薦文の内容を確認させてもらいましょう。
⑤選考対策・選考
エントリーが完了したら一次選考・二次選考の順で審査に進みます。
一次は主に履歴書・職務経歴書による書類選考となっているので、採用側に好感を与えやすい書類作りのコツをコンサルタントから伝授してもらいましょう。
二次選考に向けた面接対策では想定される質問シートや模擬面接を通して、より実践的な形でサポートを受けられます。
コンサルタントは企業ごとの特色・求められている人物像などの内部情報を保有しているので、最大限の企業対策をして選考へ臨むことができるでしょう。
⑥内定&退職交渉
転職サイトのコンサルタントは新しい職場への転職支援だけでなく、現職場を退職する際のサポートまで行ってくれます。
具体的には、退職理由の作り方や退職交渉におけるアドバイスなどもらうことが可能です。
また入職後のトラブル対応などのアフターフォローも行っているので、転職後も安心して仕事を始めることができます。
【目的別】薬剤師の転職におすすめの転職サイト厳選4つ
ここからは薬剤師の方におすすめしたい転職サイトを紹介します。
転職サイトを選ぶ上で大事なのは、どのサイトが自分に1番合っているのかを判断することです。
それぞれ強みやメリットが異なるので、自分に合った転職サイトを選びましょう。
【対面で相談するなら】マイナビ薬剤師
(出典:マイナビ薬剤師公式HP)
「マイナビ薬剤師」は顧客満足度ナンバーワンを誇る人気転職サイト。
対面での丁寧なキャリアカウンセリングに定評があります。
求人は5,000件以上の求人を保有、他社に比べて企業求人の取り扱いが多いのが特徴です。
また、長年の実績を活かしこれまでの利用者の成功体験談もデータベース化。
自分と同じような悩みを抱えた薬剤師の体験談を参考にして、選考通過率を上げることに役立たせることができます。
以下は、マイナビ薬剤師で実際に掲載されている求人票の一例です。
- 施設形態:調剤薬局
- 勤務地:広島県
- 給与:月収27万円以上
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・財形貯蓄・退職金制度・社員持株会制度・資格取得奨励金制度・育児休暇制度・介護休職制度・社員割引制度・駐車場・社員旅行等
- 施設形態:クリニック
- 勤務地:静岡県
- 給与:時給3,000円〜3,500円
- 雇用形態:パート
- 福利厚生:雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・駐車場完備
https://pharma.mynavi.jp/
【手厚いサポートを受けたいのなら】ファルマスタッフ
(出典:ファルマスタッフ公式HP)
「ファルマスタッフ」は、コンサルタントによるサポート満足度86%を記録する人気の転職サイトです。
応募書類の添削や模擬面接による事前対策だけでなく、面接に担当者が同席する同行サービスも実施しています。
また、全国12箇所に拠点を設けており、地域に特化した求人&転職市場の情報を収集しているのも強み。
地元での転職にこだわりたい方やI/Uターン転職を検討している方にぴったりです。
以下はファルマスタッフに掲載されている求人票なので、ぜひ参考にしてください。
- 施設形態:ドラッグストア
- 勤務地:東京都
- 給与:年収515万円〜600万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:厚生年金・雇用保険・労災保険・薬剤師賠償責任保険・時間外手当・休日手当・深夜勤務手当等
- 施設形態:ドラッグストア
- 勤務地:千葉県
- 給与:年収500万円〜600万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:厚生年金・協会健保・雇用保険・労災保険・薬剤師賠償責任保険・薬剤師手当
https://www.38-8931.com/
【早く転職したいなら】薬キャリエージェント
【PR】
(出典:薬キャリエージェント公式HP)
「薬キャリエージェント」は、数ある薬剤師向け転職エージェントの中でも登録者数ナンバーワン(※エムスリーキャリア調べ)を誇る転職サイトです。
薬キャリエージェントでは最短即日・最大で10件の求人紹介をしてもらえるので、何度も面談を繰り返し条件の再調整をする手間が省けます。
面談も基本的に電話・メールでの気軽な相談体制を整えているため、「現職で忙しいから対面面談に行けない」という方にもおすすめです。
薬キャリエージェントに掲載されている実際の求人票を以下にまとめているので、取り扱われている求人が気になる方は参考にしてください。
- 施設形態:病院
- 勤務地:高知県
- 給与:年収600万円〜720万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
- 施設形態:ドラッグストア
- 勤務地:長崎県
- 給与:年収480万円〜600万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険 ・育児休暇制度
【PR】
https://agent.m3career.com/
【安心できる運営元がいいなら】リクナビ薬剤師
(出典:リクナビ薬剤師公式HP)
「リクナビ薬剤師」は、転職業界最大手であるリクルートのグループ会社が運営する転職サイトです。
厳正な基準をクリアした場合にのみ付与されるプライバシーマークも取得しているため、「個人情報を登録するのが不安」という方でも安心して利用できます。
また、キャリアサポートでは実際の利用者の転職成功例を紹介してもらえるのが特徴。
選考でどんな部分をアピールすればいいのかアドバイスをもらえます。
以下は、現時点で実際にリクナビ薬剤師で取り扱われている求人情報です。
- 施設形態:調剤薬局
- 勤務地:東京都
- 給与:年収450万円〜600万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:諸手当・表彰・財形貯蓄・定年再雇用制度 ・定期健康診断 ・所有施設(ホテル・テニスコート・ゴルフ場等)利用可 ・契約保養所有り
- 施設形態:漢方薬局
- 勤務地:神奈川県
- 給与:年収300万円〜700万円
- 雇用形態:正社員
- 福利厚生:育児休暇・育児短時間勤務制度・定期勉強会の実施
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/
【転職成功例】転職サイトを利用した薬剤師の転職体験談
転職サイトを活用した薬剤師の成功体験例を、いくつかピックアップしてご紹介します。
ずっと薬剤師として働いていましたが、土曜出勤も多かったり、給料もそこまでいいとは言えず、転職に踏み切りました。
でも、長年薬剤師をやってきたので、今更他の職業という気にもなれず、リクナビ薬剤師で転職することにしました。担当の方が希望条件をすごく細かく聞いてくれ、現状よりも給料がよくなるように交渉してくれました。休みも希望通りで、無事給料も上がったので、本当に夢のようでした!まにまにさん 投稿日不明
リクナビ薬剤師に登録して、いろんな情報をアドバイスしてもらえてよかったです。給料アップだけを考えていたのですが、それだけではなく自分が本当にやりたい事を見つめなおすキッカケを担当さんに与えてもらえました。薬剤師は狭い世界なので外の情報があまり入ってきません。自分一人では再び劣悪な環境で働いていたかもしれないと思うとぞっとします。
ーまささん 投稿日不明
旦那の転勤が決まり、私も県外で転職活動をする必要が出たので、こちらのマイナビ薬剤師を利用しました。
子供もいたので、保育園にいれるためにも早めに就職しなければいけなかったからです。
利用してみて、登録してある調剤薬局に何人薬剤師が在籍しているか、など情報が書かれていることがとても助かりました。また、登録されている件数も多く、とても満足しています。おかげで良い職場が見つかり楽しく働けていています。ーますかっとさん 2017年11月14日投稿
働いている職場環境がよくなく、思い切って転職を決めたのはいいもののどうしていいのかわからず。薬剤師の求人を探している際に、たまたまファルマスタッフを見つけました。
1人で進めるよりはうまくいくかもしれないと思い、軽い気持ちで登録しましたが、登録してよかったと思いました!求人の情報をすごく丁寧に教えてくださり、不安もなく転職先を選ぶことができました。求人情報をとても多く把握していて、大変手厚いサポートだと感じました。無事転職もでき、すごく感謝しています。ーレイナさん 投稿日不明
結婚し子供が産まれ少し落ち着いてきたところで、また薬剤師として働きたいと思い利用しました。条件としては、地元にあり子供に何かあったときに迎えに行けるようなフレキシブルな働き方をさせていただける職場を探していました。新聞の折込広告や地元の職業斡旋所を利用し探していましたがなかなか見つからず、先輩に紹介されたファルマスタッフに頼ってみることにしました。すると希望通りの求人をすぐに見つけてくれ、1ヶ月以内に入職することができました。もっと早く頼っていればよかったです。
ーはなはなさん 2017年12月9日投稿
薬剤師の転職相談に関するQ&A
最後は薬剤師の転職相談に関する疑問をQ&A形式にして回答します。
それぞれの項目を詳細に解説しているので、気になる質問がある方はぜひ参考にしてください。
薬剤師転職サイトでは就職の相談もできる?
薬剤師向け転職サイトでは転職相談だけでなく就職相談もすることが可能です。
ただし就職相談を受け付けているかどうかは転職サイトごとに異なり、場合によっては転職相談のみというところも存在するため事前のチェックが必要不可欠。
以下は、新卒者の就職相談も受け付けている転職サイトです。
薬剤師転職サイト選ぶなとの声もあるけど?
ネット上で「薬剤師転職サイトを利用しないほうがいい」との声があるのは、転職サイトのビジネスモデルが一因。
採用企業側は転職サイト経由から人材を採用する場合、多額の仲介手数料を支払う必要があります。
手数料を支払ってまで採用する価値がないと判断されると、採用が見送られてしまうことも。
とはいえ人気企業や施設は自分たちで採用活動をする時間が取れないため、転職サイトに掲載しているパターンが多いです。
また、経営状況が安定している施設であれば人材採用へコストをかける余裕もあるため、転職サイト経由の人材を敬遠することもないと言えるでしょう。
薬剤師転職はコロナの影響で以前より厳しい?
世界を騒がせている新型コロナウイルスの影響により、薬剤師の転職市場はコロナ渦以前に比べて比較的厳しい状況にあると言えます。
外出自粛によるクリニック等の受診控えが相次ぎ、処方箋の発行量は以前より30%減。(引用:全国健康保険協会|健保組合医療費・最近の動向)
最近では人件費削減とともに1人当たりの給与水準も低下しており、特にパートや派遣等の非正規雇用の現場では大きな打撃となっています。
かつては有効求人倍率が7倍の時期もあった薬剤師の転職市場ですが、現在では有効求人倍率2倍を切っている状況です。(引用:厚生労働省|一般職業紹介状況)
コロナ収束がされずにこのまま進めば、この数字はさらに低下していく可能性もあります。
転職理由の作成はどうすればいい?
転職理由の中には「給料が少ないから」「人間関係が悪いから」「休みが取れないから」など後ろ向きなものもありますが、ネガティブな理由をそのまま採用担当に伝えるのはNGです。
選考通過率を上げるには、転職理由をできるだけ前向きな理由に変換する必要があります。
【言い換え例】
- 給料が低い
→自分の取り組みを正当に評価してくれる職場で働きたいと思ったから - 人間関係の不和
→風通しが良くコミュニケーションの盛んな職場で働きたいと思ったから - 休みが取りにくい
→ワークライフバランスを重視して、メリハリを持って業務に励みたいと思ったから
自力での転職理由の作成が難しい場合には、転職サイトでプロのコンサルタントにアドバイスをもらうのも方法の1つです。
薬剤師の転職相談には転職サイトがぴったり!
転職に関する様々な悩みは、転職サイトのコンサルタントへ相談することで気軽に解決することができます。
コンサルタントは薬剤師の転職市場に精通したプロフェッショナルな集団です。
「今転職するべきなのかわからない」「これまでよりいい環境の職場に転職したい」といった転職に関する悩みを抱える方は、ぜひ転職サイトの無料サポートを活用してください。
【当記事の執筆・運営者】
当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。
株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可】【労働者派遣事業許可】取得企業です。
転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。
運営会社 | 株式会社hitocolor |
---|---|
設立 | 2016年4月12日 |
代表取締役 | 鈴木けんすけ |
本社所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階 |
支社所在地 | 高知支社 〒781-5232 高知県香南市野市町西野2217-1 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 求人広告代理店事業 有料職業紹介事業 自社メディア・コンテンツ運営 |
個人情報お問い合わせ窓口 | 電話 :03-6457-9933 E-mail:[email protected] |
許認可番号 | 【有料職業紹介事業許可番号】13-ユ-310482 【労働者派遣事業許可番号】派 13-314487 【プライバシーマーク登録番号】第21004576(01)号 |
「転職で年収が上がるのかわからない」「他業種も比較しながら転職活動したい」という方は、薬剤師転職サイトのキャリア相談を受けてみることをおすすめします。
中でも「マイナビ薬剤師」は、数ある転職サイトの中でも随一にキャリアコーチングの質に定評があります。
また民間企業を含む60,000件以上もの求人を閲覧でき、登録~利用まで費用は完全無料です。
丁寧なヒアリングと転職支援のプロ視点の的確なアドバイスで、きっと理想の仕事を見つけられるでしょう。
(完全無料)
マイナビ薬剤師公式サイト
https://pharma.mynavi.jp/