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薬剤師の公務員転職はきつい?国家・地方公務員の就職難易度や年収を解説!

薬剤師 公務員のアイキャッチ

公務員薬剤師は年収が高く安定性があり、人気の高い職業です。

一方「きつい」「辞めたい」などの声も多く挙がっています。

そこで薬剤師を目指すものの公務員と民間、どっちの薬剤師を目指すか迷う人も多いでしょう。

しかし、実際は公務員薬剤師だけが特にきついという事実はありません

平均年収は民間薬剤師が約474万円なのに対して、公務員薬剤師は約540万円でした。

また、公務員薬剤師の月の残業時間は約11時間と多くはないです。

公務員薬剤師は給与も労働時間も悪くないと言えます。

大まかに民間薬剤師と公務員薬剤師の、良い部分ときつい部分を表にまとめてみました。

公務員薬剤師民間薬剤師
良い部分きつい部分良い部分きつい部分
倒産・解雇リスクが極めて少ない。公務員特有の事務作業が多い点。業務内容がつまらない。調剤業務、服薬指導がメインなので薬剤師らしい仕事ができる。公務員薬剤師に比べて給料が高くない。
民間企業よりも安定した収入と福利厚生。単調な作業やルーティンワークが多い。自分の実力次第で年収をアップさせることが可能。福利厚生がそこまで充実していないこともある。
異動が多いため様々な部署でキャリアを積むことが可能。異動が多い。副業ができる。倒産・解雇リスクがある。

比較してみると公務員・民間どちらにもいい部分ときつい部分があります。

一概に公務員薬剤師だけがきついと言い切ることはできません

その上で、きつい部分もあるけど、今後のキャリア軸の1つとして、よりきつさを回避できる方を選ぶことがおすすめです

そこで当記事では公務員薬剤師について年収や倍率、メリットとデメリットなどを、より詳しく解説していきます。

公務員薬剤師に興味がある人は、ぜひご一読ください。

公務員薬剤師のための転職サイト3選
ファルマスタッフ薬キャリAGENT病院薬剤師ドットコム
非公開求人に条件の良い求人が多い国立病院機構などの独立法人化した求人も多数地域の国立病院で準公務員を目指すことも可能

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【当記事の監修者情報】

監修者:鈴木けんすけさん

株式会社hitocolor
代表取締役社長  鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。

【経歴】

1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

>>監修者詳細ページはこちら


【会社HP】
株式会社hitocolor

Contents

公務員薬剤師の特徴とは?

公務員薬剤師とは、主に以下のような特徴がある職業です。

  • 厚生労働省の総合職
  • 行政関連の仕事や研究が主な業務内容
  • 大きく分けると国家公務員薬剤師・地方公務員薬剤師・麻薬取締官の3つ
  • 全国で約300人程度と極めて少ない

公務員薬剤師の場合、ドラッグストアや薬局などで薬の販売などは行いません。
基本的に公務員として厚生労働省に所属し、薬品の検査や開発などを主に行います。

また多くの人が知っている「麻薬取締官」も、公務員薬剤師の一種です。

薬剤師が公務員へ転職する方法は「薬学部の学生と同じ」

公務員薬剤師になるためには、基本的に薬学部の学生と同じく薬剤師資格は必須です。
加えて公務員試験も受験しなければなりません。

また選択する職種により受験する試験が異なるため、以下を参考にして下さい。

職種必要な試験
地方公務員薬剤師都道府県・市町村が実施する公務員試験
国家公務員薬剤師国家公務員試験
麻薬取締官麻薬取締部の採用試験

上記の通り、薬剤師から公務員になる際は公務員試験に合格しなければなりません。

ただし麻薬取締官に限っては一般の公務員試験ではなく、麻薬取締部の採用試験を受験しなければならないので注意して下さい。

気になる倍率は?採用難易度は高め

公務員薬剤師は人気があり、倍率が10倍前後とハードルは高いです。
そもそも薬剤師資格が必要な上に、公務員試験も突破しなければなりません。

公務員試験では基礎学力や面接、専門分野など範囲が広いため相当な勉強時間が必要です。

また国家公務員、麻薬取締官に関しては毎年合格者が10名弱と極めて難関といえるでしょう。
(参考:厚生労働省「薬系技官 採用情報」より)

さらに麻薬取締官に関しては全国で300人と人数も少ない上に応募者が多いため、特に難易度の高い部署の一つです。

公務員薬剤師の種類は主に3つ

公務員薬剤師は、以下の3種類に大きく分けられます。

同じ公務員薬剤師でも業務内容は大きく異なるので、それぞれ以下を参考にして下さい。

国家公務員薬剤師

まずはじめに国家公務員薬剤師は、安全面の対策などを行う薬事行政での業務が中心です。

配属先主な業務内容
医薬・生活衛生局 総務課
  • 薬剤師行政に関する企画や立案
  • 国家試験の改定や問題の作成
  • 医薬品販売に関する制度づくり
食品基準監査課・内閣府 食品安全委員会事務局
  • 食品に関する安全性の確保
  • 食品衛生法の規格や基準の設定
保険局 医療課・医政局 経済化
  • 診療報酬や薬剤報酬の改定
  • 医療保険行政の企画や立案
  • 医薬品の価格に関する指導

上記の通り国家公務員薬剤師の場合、配属先によって業務内容が大きく異なります。
いずれも共通するポイントは、制度の立案や企画が関わってくる点です。

一般の薬剤師とは違い国家公務員薬剤師は、現場での調剤や販売だけでが業務内容ではありません。
そのため国全体の処方や診療に関する設定など、業務内容が多岐に渡る特徴があります。

地方公務員薬剤師

次に解説する地方公務員薬剤師は都道府県庁や公立病院、保健所など配属先は様々です。
主な業務内容は以下のようなものが挙げられます。

  • 製薬メーカーへの立ち入り調査
  • 医療施設で患者へ服薬指導
  • 担当地域の薬局や飲食店への立ち入り調査
  • 医薬品・衛生管理

地方公務員薬剤師は各エリアごとに根付いた業務が中心です。
配属された地域の病院や薬局などの調査や、食品衛生の管理を行っています。

そのため多くの機関と関わるよりも、より地域に根づいた仕事内容といえるでしょう。
このように地方公務員薬剤師は、配属先エリアの薬品・食品衛生の管理などが主な業務内容です。

麻薬取締官

最後に麻薬取締官は、上記2つの薬剤師とは大きく異なります。
主な業務内容は以下のとおりです。

  • 規制薬物の密輸・密売の取締
  • おとり捜査
  • 薬物乱用の抑制

麻薬取締官も薬を取り扱う仕事ですが、主な目的は違法薬物に関する犯罪の防止です。
そのため地域の薬局で薬を売ったり、医薬販売の制度作成などは行いません。

業務の基本となるのはドラマなどのイメージ通り、規制薬物の取締や密売人へ仕掛けるおとり捜査などです。

実際の操作となると地道に情報を集めたり張り込みをしたりと、以外にもデスクワークが多い特徴もあります。

勤務先別!公務員薬剤師の仕事内容

公務員薬剤師は以下のように全部で3種類で分類されます。

種類配属先例
国家公務員薬剤師
地方公務員薬剤師
麻薬取締官

前の章でも少し触れたとおり、それぞれ業務内容には大きな違いがあります。
以下にそれぞれの詳細を解説するので、確認してみましょう。

厚生労働省

最初に解説する厚生労働省とは社会福祉や公衆衛生、労働環境の整備などを担当する行政機関です。

そのため厚生労働省に務める薬剤師の仕事内容は、主に薬を扱う制度や法律から衛生面の管理など多岐にわたります。

医薬・生活衛生局

まずはじめに医薬・生活衛生局では主に、薬剤師行政に関する企画や国家試験の問題作成が仕事内容となります。

実際に現場に出て薬を取り扱うことはないものの、制度や企画立案など薬剤師全体にまつわる環境を整えていくことが必要です。

そのため仕事内容の規模も大きく、法令などに携われることは大きなやりがいと感じるでしょう。

保険局 医療課

次に保健局医療課の仕事内容ですが、主に食品衛生や安全にまつわることがメインです。
食品衛生法の制定や食にまつわる安全性の確保などを行っています。

全国民が毎日口にする食に関する衛生を管理するため、多くの人の役に立つことなどをやりがいに感じる人も多いでしょう。

地方厚生局 麻薬取締部

最後に麻薬取締部ですが、その名の通り違法薬物を取り締まっています。
ネット上での取引から現場に出て行うおとり調査まで、仕事内容の範囲は極めて広いです。

違法薬物を取り締ることで、麻薬から人々を守りたいという正義感のある人が多く在籍しています。

公立病院(国立・県立病院)

次に公立病院ですが、国や県が運営する病院のため景気に左右されることが少なく安定した配属先です。

公立病院に配属する薬剤師は薬剤部に所属し、外来・病棟で患者に対して調剤や服薬指導などを行います。

実際に薬を利用する人たちと接する機会が多いため、自分自身が人の役に立っていると身近に実感できるでしょう。

都道府県庁

3つ目に都道府県庁についてですが、簡単に説明するとその県などを取り仕切る地方公共団体です。

都道府県庁に務める薬剤師は、主にその地の製薬メーカーや化粧品会社への立ち入り調査・製造販売の許可などを行います。

実際に企業と接するシーンが多く自らが指導や監査を行うため、薬剤の知識を活かしビジネスサイドでより活躍することが可能です。

保健所

4つ目に保健所ですが、主に地域住民の健康を支えるための場所です。

具体的には感染症対策や精神保健に関する相談、そして薬事衛生や食品衛生に関する監視指導を行っています。

薬事衛生

薬事衛生では、薬を扱い以下の機関への監視指導を行っています。

  • 薬局
  • 卸売販売業者
  • 医療機器販売業者

上記の機関が取り扱う医薬外部薬品や健康食品、化粧品などの安全性を監視指導します。
他にも薬局の開設や許可更新の立入検査も行うため、高い知識やスキルが求められる部署です。

食品衛生

食品衛生では飲食店や食品製造業者の衛生面が安心できるか確認するために、監視指導を行います。

食品製造のチェックはもちろん、実際に消費者が食中毒になった時の対処など業務内容の範囲です。

そのため製造された食品が食卓に運ばれるまで一連の流れを対応するので、より国民の安全に関与するポジションといえるでしょう。

生活衛生

宿泊施設や温泉、クリーニング店など飲食とは関係ない場所での衛生面は生活衛生の管轄です。

対象の施設が一定の衛生水準に達しているか、またどうすれば衛生水準が向上するのかなどの指導も行っています。

旅行先でホテルや旅館に泊まり、温泉に入れるのはこの生活衛生を管理している薬剤師のおかげといえるでしょう。

水道衛生

地域住民が生活に欠かせない水道水の安全性を担っているのが、水道衛生です。
水道衛生では、水を供給する元である水道事業者に対して監視や指導を行っています。

水道衛生がなければ普段の飲水の確保も危ういため、非常に重要なポジションといえるでしょう。

試験検査

日々口にするスナックやコンビニ弁当などに使われる添加物の検査などは、試験検査を行う薬剤師が担っています。

食品添加物に含まれる成分が人体に悪影響を及ばさないか、規格基準は守れているのかなど化学検査が主な仕事内容です。

他にも感染症に備えた危機管理や生活環境の安全、治験など住民の生活に関わる仕事も幅広く行っています。

衛生研究所

衛生研究所に勤める薬剤師は食品や水質、環境面での衛生管理を主に行っています。
食品の場合微生物や腐敗などの研究が仕事内容です。

また水質の研究では浄化された水が本当に安全化など、衛生研究を行います。

このように衛生研究所では、実際に体内に取り込まれるものや周囲の環境など住民にとって重要な研究が任されています。

全国の消費生活支援センター

全国の各所に設置されている生活支援センターでは、地域の住民が安全に暮らせるよう衛生面などの管理を行っています。

日常生活の支援はもちろん、患者とかかりつけ薬剤師のコネクションの管理も仕事の範囲です。

対応範囲が生活支援全般となるので、多岐にわたり国民を支援できることは大きなやりがいとなるでしょう。

薬剤師が公務員になる3つのメリット

薬剤師が公務員に転職すると、主に以下のようなメリットを感じられます。

薬剤師を続けるか公務員へ転職をするか検討している人は、以下の解説を参考にして下さい。

年収・給料面

まず最初に、公務員薬剤師の年収水準が高いことは大きなメリットです。

公務員薬剤師全体の平均年収は約588万円と、一般診療所の薬剤師の474万円と比較して非常に高いことがわかります。
(参考:「職種別職員の平均給与額」/厚生労働省「薬剤師に関する基礎資料」より)

また公務員薬剤師の給料は国から支払われます。

そのため景気に左右されづらい点や、賞与が平均4ヶ月分と非常に高いのも特徴です。

薬剤師が公務員になったら|年収モデル

公務員薬剤師になった場合、年収は以下のように変化するケースが一般的です。

勤続年数月収(手当込)
初任給21万500円
2~5年目26万円前後
5~10年目35万円前後
10~15年目40万円前後

初任給に関して、一般薬剤師に比べ低くなる点には要注意です。
ただ公務員なので長く勤務すると、安定した昇給が望めるでしょう。

そのため10年前後継続的に勤務していれば、年収で見た場合一般薬剤師との差は大きくありません。

15年以上勤務すればさらに昇給も見込めるため、生涯年収は一般薬剤師よりも高くなるでしょう。

安定性・福利厚生

次に公務員薬剤師の場合、福利厚生が充実しているため安定した生活を送れます。

  • 有給休暇が約20日ある
  • 土日祝日が休み
  • 賞与が約4ヶ月分出る
  • 家賃補助など手当が厚い

そもそも公務員は福利厚生が充実していることで有名です。
そして公務員薬剤師はも例外ではなく、充実した福利厚生を受けるられます。

休暇はもちろんのこと家賃補助など各種手当も充実しているため、最終的に手元の入ってくる金額も高くなるでしょう。

一般の医療機関の場合は休みが取りづらかったり、各種手当が充実していないケースも少なくありません。

また基本給が高いことに加えて賞与が平均4ヶ月分であるため、多くの場合で100万円以上のボーナスを受け取れます。

やりがい

最後にやりがいについてですが、公務員薬剤師の場合一般企業と比べ以下のような違いがあります。

  • 薬剤師にまつわる法令に携われる
  • 各事業者や企業、飲食店などのビジネスに携われる
  • 地域住民の衛生面やメーカーとのやり取りなど、業務の幅が広い

一般の薬剤師の場合、基本的に調剤や患者への服薬指導が主な仕事になるでしょう。
公務員薬剤師の場合、行う業務の幅が非常に広いです。

特に薬剤師試験の問題の選定やその他法令に関する業務など、薬剤師全体を俯瞰的に関わりながら規模の大きな仕事ができます。

公務員薬剤師はきつい?転職前に知っておくべきデメリット

魅力が多い公務員薬剤師ですが、一方でデメリットも多くあります。

それぞれ事前にデメリットを理解すると、転職後のミスマッチを防ぐことにも繋がるので確認して下さい。

給与面(初任給・副業禁止)

まず最初に公務員薬剤師の初任給は21万500です。

一方で病院や薬局、ドラッグストアに勤務する薬剤師の初任給は約25~30万円程度と高く設定されています。

後々年収が上がることを考慮しても、初任給の低さはデメリットに感じるでしょう。
また公務員薬剤師は副業が以下の理由より禁止されているため、他に収入を増やす術がありません。

国家公務員法99条信用失意行為の禁止
国家公務員法100条守秘義務
国家公務員法101条職務専念の義務

上記3つの法律により副業ができないため、初任給が低いうちは公務員薬剤師になっても生活が苦しくなるケースもあります。

キャリア面の不安要素

次にデメリットとなる点が、薬剤師としてのキャリア面で成長しづらい点です。
公務員薬剤師の場合、業務内容が多く様々な部署で経験を積む必要があります。

オールマイティにスキルが身につきますが、薬剤師としての専門スキルが成長しづらいです。

そのため再び薬剤師に戻ろうと思った際、年齢の割に薬剤師としての知識が少なく転職先が見つからないケースも珍しくありません。

生涯公務員薬剤師として勤めるのであれば問題ありませんが、専門知識を身に着けるキャリアを考えた場合デメリットは大きいでしょう。

異動・転勤の多さ

最後のデメリットですが、公務員薬剤師は基本的に全国転勤や部署異動が多いです。
業務に慣れ知識が蓄積された頃に部署異動を命じられるケースも珍しくありません。

また転勤の辞令が出た際は、基本的に受け入れる必要があります。
そのため一つの事業所で長く活躍したい人や、専門分野を磨きたい人とは相性が悪いでしょう。

公務員薬剤師を「辞めたい」「つまらない」と感じる原因

公務員薬剤師は一般の薬局に比べ人数が多く、規模が大きいです。

そのため配属先により業務が左右されるので自分が希望する仕事に就けないケースも少なくありません。

結果的に入社当初に思い描いていたキャリアプランにつながらず、モチベーションが低下してしまうシーンも多くあります。

薬剤師の公務員試験をポイント別に解説

実際に薬剤師が公務員試験を受ける際のポイントをまとめていきます。

公務員試験の受験を考えている人は、事前に確認するようにして下さい。

年齢制限など応募資格

まずはじめにそれぞれの試験について、年齢制限などの応募資格を解説していきます。

資格条件
国家公務員薬剤師
  • 30歳未満
  • 日本国籍の保有
地方公務員薬剤師
  • 国家薬剤師試験合格者・合格見込者
  • 30歳前後(自治体により異なる)
麻薬取締官
  • 国家公務員試験の一般職採用試験「行政」もしくは「電気・電子・情報」の合格者
  • 薬剤師国家試験合格者、もしくは合格見込者で30歳未満
  • 麻薬取締官として職務遂行に支障のない健康状態であること
薬剤官
  • 薬剤師国家試験合格者
  • 20~28歳
  • 6年制大学の薬学部卒業
  • 日本国籍

年齢制限についてはそれぞれ異なるため、応募前に確認するようにして下さい。
国家公務員以外は薬剤師資格が必要なため、事前に取得しておく必要があります。

また麻薬取締官に関しては応募条件のレベルが高く、健康状態も求められるため身体のケアが必要です。

採用試験が行われる時期

次にそれぞれの採用試験のスケジュールを解説していきます。

時期国家公務員地方公務員 麻薬取締官薬剤官
申込受付3月4月3~5月
一次試験4月5月5月
二次試験5月6月6月
最終合格者発表6月8月7月

国家公務員と地方公務員に関しては、上記の通り毎年決まったスケジュールで採用試験が行われます。

麻薬取締官は約300人と上限人数が決まっており、補充が必要な場合のみ採用があるため求人が出ること自体貴重です。

そのため麻薬取締官を目指す人は、常時欠員が出ていないか確認をして募集開始を見逃さないようにしましょう。

試験内容

最後にそれぞれの試験内容を解説していきます。

応募先一次試験二次試験
国家公務員
  • 教養試験:文章理解・自然・社会などの選択問題
  • 専門試験:基礎数学・薬学などの選択問題
  • 専門試験:薬化学薬学などの記述問題
  • 政策論文試験
  • 個人面接
地方公務員
  • 教養試験:文章理解・自然・社会などの選択問題
  • 専門試験:薬学などの選択問題
  • 小論文試験:判断力や思考力について筆記
  • 個人面接・グループ面接
麻薬取締官
薬剤官
  • 教養試験:大学教養課程終了程度
  • 専門試験:大学専門課程終了程度
  • 小論文試験
  • 個別面接
  • 身体検査

上記の試験内容で共通するものは、教養試験と専門試験です。

教養試験に関しては一般的な公務員試験とあまり差がないため、参考書などを使って対策を行うとよいでしょう。

また専門知識に関しては基本的に薬学に関する試験が出題されます。
いずれも一次試験は選択式の問題が多く、二次試験では筆記試験や面接が行われます。

そのため二次試験の対策として、知識を具体的に自分の言葉でアウトプットできるように対策をしましょう。

麻薬取締官は公務員試験がなくやや特殊で、個別面談と採用面接の二回で合否が決まります。
捜査に関わる法律の知識や語学力なども試されるため、試験内容は非常に難しいと言えるでしょう。

薬剤師が転職するなら公務員・民間どっちがいい?

薬剤師を目指す上で、公務員と民間でどっちか迷う人もいるでしょう。

迷った時は以下のメリット、デメリットを参考にしてください。

公務員民間
休日・休暇土日祝休み・休暇約20日シフト制・休暇約15日前後
福利厚生家賃補助・育児手当など多数事業所により充実していない場合もある
年収中長期的に見ると高い若いうちから月収30万円前後もらえる
仕事内容配属先によっては希望の仕事ができない薬剤師としてのスキルを集中的に伸ばせる
転勤・異動基本的に全国転勤あり事業所によっては転勤なし

上記の比較通り公務員と民間で一長一短で、一概にどっちが良いかといい切るのは難しいでしょう。

それぞれのメリットとデメリットを比較し、自分に合う方を選択するようにして下さい。

独立行政法人の準公務員も選択肢としてアリ

薬剤師として転職をする際、独立行政法人で準公務員としての選択肢も良いでしょう。

独立行政法人とは国立病院などのような、運営は法人が行うものの資金などの財政に関しては国が行っている法人です。

つまり薬剤師と同じ仕事内容で、公務員と同じ福利厚生や待遇を受けられます。

しかし法人自体が独立しているため副業が可能な点や、自分の時間を作れるため公務員薬剤師を目指す勉強期間として勤めるのも良いでしょう。

また準公務員の求人は転職サイトでも掲載されているため、選択肢が多い点もメリットです。

準公務員・民間も視野に!薬剤師転職おすすめサービス4選

準公務員や民間の薬剤師も視野にいれ、薬剤師におすすめのサービスを解説していきます。

それぞれおすすめの転職サービスですが、強みや特徴が異なるため以下を参考にして下さい。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフのLP

(出典:ファルマスタッフ公式HP

ファルマスタッフは、20年以上の歴史を持つ転職エージェントです。

  • 非公開求人に条件の良い求人が多い
  • 調剤薬局の求人の取り扱いが多い

ファルマスタッフでは多くの非公開求人があり、その中に残業が少ない事業所や年収が高い募集も含まれています。

中には管理薬剤師を目指せる求人もあるため、キャリアアップを目指すこともできるでしょう。
また調剤薬局の募集も多いため、民間の事業所で条件が良いところへ転職をすることも可能です。

そのため民間の事業所へ転職し、年収を上げたりワークライフバランスを向上させたい人におすすめできます。

ファルマスタッフ公式サイト
https://www.38-8931.com/

薬キャリAGENT

薬キャリエージェントのLP

(出典:薬キャリAGENT公式HP

エージェントの対応が早い薬キャリAGENTは、忙しい人でも利用しやすいサービスです。

  • 病院・薬局の求人が豊富
  • 早めに転職したい人

薬キャリAGENTでは薬局はもちろん、国立病院機構などの独立法人化した求人も多数取り扱っています。
そのため準公務員を目指したい人も、自分の理想に合う事業所を探せるでしょう。

また条件の良い薬局などは人気が高く、すぐに薬剤師から多くの応募が来ます。

薬キャリAGENTは担当エージェントの対応が早いため、他の求職者よりも速いスピードで転職活動を進めることが可能です。

そのため薬局や病院に転職先を絞り、早めに転職活動を進めたい人は利用してみると良いでしょう。

薬キャリAGENT公式サイト
https://agent.m3career.com/

病院薬剤師ドットコム

薬剤師ドットコムのLP

(出典:病院薬剤師ドットコム公式HP

病院薬剤師ドットコムは、その名の通り病院の求人を多く取り扱っていることが特徴です。

  • 90%が非公開求人
  • 求人票にない情報もエージェントが把握している

病院薬剤師ドットコムの取り扱い求人のうち、90%が非公開求人です。
そしてその90%の中に条件の良い病院が多いため、一度登録をして確認することをおすすめします。

さらに取り扱われている病院にはJCHOも多く、地域の国立病院で準公務員を目指すことも可能です。

また病院の薬剤師のように人数の少ない事業所では、メンバー間の相性なども重要となるでしょう。

薬剤師ドットコムでは事業所の雰囲気などもエージェントが把握しているため、転職後のミスマッチが不安な人へおすすめできます。

病院薬剤師ドットコム公式サイト
https://www.ph-10.com/

公務員薬剤師にまつわる質問まとめ

公務員薬剤師を目指している人たちが、よく疑問に思うポイントを以下にまとめました。

同じような疑問を持っている人は、ぜひ参考にして下さい。

薬剤師の公務員試験は併願できますか?

結論からいうと、公務員試験の併願は可能です。

そのため公務員薬剤師を目指すのであれば、どっちか一方で落ちてしまった時のリスクを考えて併願することを推奨します。

また準公務員も併願が可能なため、時間に余裕があれば合わせて受験すると良いでしょう。

薬剤官はどう目指せばよいですか?

薬剤官とは薬剤師の資格を持つ自衛官のことで、主に自衛隊病院で調剤や医療品の調達を行います。
応募条件としては以下の3つです。

  • 20歳以上28歳未満
  • 日本国籍
  • 6年制の薬学課程の卒業

また試験内容は以下の4ステップがあるので参考にして下さい。

  1. 薬剤師国家試験
  2. 自衛隊幹部候補生採用試験
  3. 一次試験:筆記試験
  4. 二次試験:小論文:面接:身体検査

一次試験では主に、一般教養と専門知識を問われる問題が出題されます。
社会科学や自然科学、文章理解など公務員試験と近いものが多いです。

特に対策を行いたいのが二次試験の面接で、主に自衛官としてどのように貢献できるかなどが問われます。

そのため薬剤師の資格を持ち、なぜ自衛官になりたいのか明確な理由を固めておきましょう。

薬剤師は新卒でないと公務員になれないのですか?

公務員薬剤師は、中途採用でもなれます

ただ一般教養などの公務員試験があるため、現役で勉強をしている学生の方が若干有利です。

薬剤師としてのスキルはもちろん転職組のほうが有利ですが、公務員試験の場合一般的な学力が求められるためブランクが若干不利になるでしょう。

そのため中途で公務員を目指すのであれば前職の実績に加え、一般的な教養を身に着け学力的な頭の良さも身につける必要があります。

薬剤師がおこなった方がよい公務員試験対策はある?

先述どおり一般教養に関しては、徹底的に勉強することを推奨します。
社会人生活が長い人ほど、学校の頃の知識や学力に関して大きなブランクがありことは否めません。

そのため専門知識よりも一般教養に対する対策に力を入れましょう。
具体的には過去問を何度も解き、問題の傾向を抑えるなどの方法を推奨します。

地方公務員薬剤師は面接対策も必須

公務員薬剤師はそもそも募集人数が少ないため、相対的に難易度が高いポジションです。
優筆記試験を通過してもその後の面接で優劣がつけられます。

そのためいかに他の応募者よりも自分が活躍できるか、本気で公務員薬剤師になりたいのかなどのアピールも必要です。

一般企業の面接とは内容も異なるため、公務員薬剤師の経験があるエージェントなどに面接対策を依頼すると良いでしょう。

公務員薬剤師は狭き門だが安定性の高さ・やりがいが魅力!

公務員薬剤師は調剤や服薬指導以外に、薬剤にまつわる制度の企画や薬学テストの作成など多岐にわたる業務を行います。

また公務員薬剤師は年収は高いですが、民間の事業所の方が転勤が少なくやりたい仕事ができ、どちらも一長一短です。

そのためどっちが良い悪いではなく、自身が理想とするキャリアビジョンと照らし合わせると良いでしょう。

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運営会社株式会社hitocolor
設立 2016年4月12日
代表取締役鈴木けんすけ
本社所在地〒105-0003
東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階
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〒781-5232
高知県香南市野市町西野2217-1
資本金10,000,000円
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有料職業紹介事業
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労働者派遣事業許可番号】派 13-314487
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