基礎固めに活用!隠れていた教育課題の発見から意識を変えていくことを実現
「JOB」を軸に、仕事に関わる全ての人々が豊かになれるようなサービスを創造し、日本を豊かにするために日々奮闘している株式会社JoB-up様。
転職や就職を支援する店舗型の人材紹介サービス「お仕事ハウス」をはじめ、20代・第二新卒向けの就職・転職サポート「YORISOI CAREER」や、ミドル・ハイクラス向けの転職サポート「JOBハイクラス」といった幅広いサービスを提供している。
また、就職支援以外にも、情報メディアサービス「キャリアコンサルタントオンライン」や、上京支援サービス「上京ドリーム」など、様々な形での事業を展開している。
今回は株式会社JoB-up様に、kokoroeを導入して得られた効果や率直な感想を伺った。
導入の背景「限られたリソース、広がっていく知識の差。」
「kokoroe」の第一印象
小泉:
最初に「kokoroe」のお話を伺ったときは、シンプルに使いやすそうだなという印象を受けました。これまで教育・研修系のサービスを利用したことがなく、お話を聞くにあたってkokoroe以外のサービスについても簡単に調べてみましたが、どれも機能が多く、出来ることが多すぎて逆に複雑だと感じていました。kokoroeの場合、テストを作ってそれを受けるだけという一点集中のサービスというのがとても分かりやすかったです。
「kokoroe」導入の背景
小泉:
まず当社の教育体制として、ベンチャーということもあり、そもそもの研修や教育制度自体が整っていませんでした。一人が複数の業務を兼任していることも多く、教育に割くリソースを確保するのが難しいという状態で、新入社員には1週間程度まとまった時間をとって基礎的な部分を教えて、あとは現場に入って随時指導していく…という形で進めていました。
時間も人手も限られた中での指導になるため、どうしても行き届かない部分はでてきます。当社は現在人材紹介事業をメインにしていますが、紹介の基礎知識だけでも人によって覚えている内容に差がありました。どうにかしてこの差を埋めていきたいと考えたのが、「kokoroe」導入のきっかけです。
導入後の効果「受講率95%、前のめりな学ぶ姿勢」
「kokoroe」導入後の効果
小泉:
最初に導入した時は、社内でも「何だろうこれは?」という感じで困惑している人も見受けられました。全体朝礼の場で、「毎日5分くらいで受けてもらって、知識を深めていきましょう」という説明をして受講を開始しましたが、思っていたよりもスムーズに習慣化できたように思います。
とはいえ、習慣化させるまでが重要だというお話を打ち合わせの段階で頂いていたので、導入して最初の1週間は毎日朝礼の場で受講を呼びかけるようにしました。そのおかげか、1週間後には声かけをしなくても全員自発的に受講してくれるようになったので、今は特に声かけなどは行っていません。また、新卒の社員にも受講してもらっていますが、既存社員と違ってやるのが当たり前という前提になるので、最初に1回言っただけで以降は毎日きちんと受講してくれています。
受講している問題について
小泉:
今は全社員共通してビジネスマナーの問題を受講してもらっています。kokoroeにはプリインストール問題という形で、最初から使える問題が用意されているのでそちらを利用していますね。どんな問題を作るか参考にしようと、管理職のメンバーでプリインストール問題を一通り読んだときに、「あれ、意外とこれ身に付いてないな?」と思うことがたくさんありまして…。今までビジネスマナーを教える機会がなかったこともあり、改めて社会人として基礎の部分からきちんと学ぼうということで受講を開始しました。
実際に、実務での変化は見えてきたと思います。例えば、尊敬語や謙譲語の正しい使い方に関する問題を受けてもらった後からは、メールや普段の言葉遣いで問題に出てきた表現を使えるようになっていたり、メールの書き方やお客様対応にも良い変化がでてきています。ビジネスマナーの中には冠婚葬祭に関するものなど、一見すると業務には影響のないカテゴリーの問題も含まれていますが、社会人として生きていく上で知っておかなければいけない知識ですから、そういったところまでカバーできるのも良かったです。
他にも、「kokoroe」の受講が当たり前になったことで、社員間でも受講した問題について「あの問題解けた?」など話題にでることもあり、日常に溶け込んでいるなと感じたこともあります。
今後の活用方法・期待すること「インプット量の均一化とリテラシーUP」
「kokoroe」の今後の活用方法
小泉:
現在は社会人としての基礎固めとして活用しているので、今後は当社の課題でもあるキャリアコンサルタント間の知識量の差をなくせるようにしたいと思っています。キャリアコンサルタントとして必要な知識の他、取引企業の採用基準や福利厚生、キャリアフローなどを問題にして受講者にインプットし、コンサルタント同士でのロープレでアウトプットをするという形を作っていきたいと考えています。
他にも、全社員向けに就業ルールや企業理念の理解浸透や、情報セキュリティなどのITリテラシー面でのレベルも上げていきたいと考えています。「kokoroe」を通して学習することで、日常的な行動に良い変化を与えられるという実感はあるので、より幅広い面で活用していきたいですね。
「kokoroe」に期待すること
小泉:
期待することでいくと、機能的には現状でも満足していますが、欲を言えば苦手な問題・カテゴリーなど個人ごとの傾向が分かるようになると、分析もしやすくより効果的に使えるようになるんじゃないかと思います。追加開発を進められているとのことなので、今後の実装に期待しています。
「kokoroe」をおすすめしたい会社
小泉:
当社と同じような、ベンチャー、スタートアップ企業など教育体制が整っていない会社にはオススメですね。細かい積み重ねで社員の意識やレベルは変わっていくと実感できる、それが「kokoroe」というサービスの魅力だと思います。